カテゴリー:音楽
  • 心に残る「YELL」

    2010/01/18

    音楽

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  • 街角で聴いた歌ごえ

    2009/12/20

    音楽

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  • 60-70年代のJPOP?

    2009/02/22

    音楽

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心に残る「YELL」

最近、よく聞くうたのひとつに、"いきものがかり"というアーティストのグループの「YELL」という曲がある。昨年末の紅白歌合戦でも紹介されたらしい。たまたま先日アクセスしたYahoo Musicのランキングで、よく視聴される曲のJPOP一位になっていた。

 

この曲は、これから新しい道に進もうとする人々に「エール」を贈るというような内容の歌詞であったとおもうが、良い作品だとおもう。卒業シーズンが近づくと、流行るのだろうか。どの世代の者にとっても、ある者は遠い昔を想い起こし、またある者はつい先日に体験したような感覚で、不思議に惹き込まれるような曲である。

 

卒業式はひとつの区切りに過ぎない。しかし、そこから未知の大海に一歩踏み出すためのマイルストーンなのである。

 

卒業ソングといえば、昔は「蛍の光」「仰げば尊し」が定番であったが、「贈る言葉」がいっとき歌われた時代があった。最近では、川嶋あいの「旅立ちの日に...」なども卒業ソングのひとつであった。現代の中学校や高校の卒業式は、卒業生と在校生とが、互いにうたを贈り、交換をするという形式が採用されていることも多いと聞いている。このような場で歌われることもあるのだろうとおもう。

 

心に残るうたは、なにか人を惹きつける「ちから」を持っている。励まされることもある。特に、卒業に関するうたは、人生のマイルストンにあたる時に存在する人々(自分自身も含めて)を励ます「ちから」を持っているのだろうか。長い人生の中で、いつかその意味を振り返り、原点に戻って、見つめ直す時がくるのだろうか。

 

(2010-01-18)

 

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ブルーグラスバンド「座・SPACE」

11月の終わりに、誘われて、公民館でのコンサートに出かけた。公民館では、毎年、なにかのコンサートを行っているのだそうだが、今回は、ブルーグラスバンドのコンサートである。

 

ブルーグラスとは、アメリカ南部生まれの音楽で、バンジョー、ギター、マンドリン、フィドルと呼ばれるバイオリン、ベース、ハープやハーモニカなどの電気を使わないいわゆるアコースティック楽器を用いて演奏される。

 

聴いて見て、私も聞いたことのある楽曲が多かった。また、演奏者の進行もうまく、参加者を楽しませてくれた。

 

今回の演奏者は、メンバーの多くが団塊世代の「オヤジ」ばかり、さらにメンバーの多くが座間(神奈川県座間市)生まれの座間育ちで、小学校も中学校も同じという深い絆で結ばれたバンドであるという。

 

もともとは、23年前に市民ふるさとまつりにバンドとして参加しようというのが始まりで、結成当初は名前がなかったが、キャンプ座間での交流演奏会のときに感謝状を贈られることになり、その場で座間の「座」とスペース「間」ということばをもじって、「座・スペース」と名付けたという。

 

曲目は、次のようなものであった。

 

・アイムオンマイウェイ

・草競馬

・テネシーワルツ

・カントリーロード

・デイブレークインデキシー

・大きな古時計

・ロングゴーン

・ラグタイムアニー

・アイワンダー

・トールパイン

・聖者の行進

・フォギーマウントブレークダウン

・ブルーリッチキャビンホーム

・スワニー川

・ウイルユービーアナザーマン

・リトルキャビンホーム

・レッドウィング

・アメイジンググレース

・ローリングマイスイート

・アニーローリー

・ウィルザサークルビーアンブロークン

・小さな世界

・この町の青い空

・ディアオールドデキシー

 

リズムに乗りやすい曲が多く、参加者みんなで歌うこともできるものも多かったので、とても楽しむことができた。いろんなジャンルの音楽があるが、ときには、このようなカントリーミュージックも聴き応えがあり、良いものだなと感じたのであった。

 

「座・SPACE」のメンバーの方々は、中高年から始めたので、「無理をせず楽しく」をモットーに、こだわらず自分たちのできるスタンスで楽しんで演奏しているという。すばらしいことである。

 

(2009-12-29)

 

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街角で聴いた歌ごえ

12月のある日の夜、所用でM駅の駅前を通りかかったとき、ある一人の女性ボーカリストが路上でライブを行っている場面に出くわした。ふだんならあまり気にも止めずに、そのまま行ってしまうのだが、たまたま聴いた歌がなぜか妙に心に残った。なにか波長が合うものがあったのだろう。そして、ほんの数曲だが、立ち止まって聴いてしまったのであった。

 

そのときいただいたリーフレットには、「A for Real」とあり、遊び心とオリジナリティを追求した楽曲を多数制作し、それをもとに路上ライブを行っていると記してあった。メンバーは、mizuki(vocal)とnaoki(ba)で、その日は、たまたま、ひとりライブとなってしまったらしい。

 

リーフレット

 

CDも自主制作されたとのことで、1枚買い求めた。後で、自宅に帰り、聴いてみたが、なかなかいいものである。「for the sky」、「未完成な果実」、「恋空」など、それぞれ心に響くものがあった。あまりテンポの速い曲はよくわからないところもあったが、彼女の歌声がそれをカバーしているような気がした。

 

いろんなところ(地域・駅前?)で活動をされているようなので、またどこかで会えるかもしれない。ますますの活躍を期待したい。

 

アルバム real to heavy real

 

■ A for Real のホームページ(携帯電話でもアクセス可能)は、

みずっきぃのホームページ [魔法のiらんど]

 

(2009-12-20)

 

 

 

 

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33年前の「世界民謡研究会」 Best 100

世界民謡研究会という名のサークルが、当時の都立大のB類(*)にあった。たしか、「せみんけん」とよばれていた。東京都立大学は、昼夜開講制(*)で、主として夜間の授業を受講する学生たちが、B類と呼ばれており、勤労と学問の傍ら、いくつかのサークル活動が行われていた。

 

最近、自宅の書類を整理していたら、当時の大学祭で配布された「28th メポタン祭 世界民謡研究会 Best 100」なるガリ版刷りの冊子が出てきた。見てみたら、懐かしい曲名がたくさんでていた。

 

そこで、ここに、タイトルのみ掲載しておく。

 

1 COUNTRY ROADS (ふるさとへ帰りたい)

2 バラはあこがれ

3 青い世界

4 帰らざる日のために

5 とびたとう

6 遠い世界に

7 青春

8 自由なる大地へ

9 友よ(by 岡林信康)

10 戦争を知らない子供たち

11 友よ(by いずみたく)

12 太陽がくれた季節

13 君の祖国を

14 今・今・今

15 ふれあい

16 世界は二人のために

17 何のために

18 若者たち

19 悲しくてやりきれない

20 戦争は知らない

21 青年は荒野をめざす

22 翼をください

23 The Cruel War Is Raging

24 旅人よ

25 蒼い星くず

26 君といつまでも

27 夜空を仰いで

28 白いサンゴ礁

29 君に会いたい

30 夕日が泣いている

31 いつまでもいつまでも

32 長い髪の少女

33 バラ色の雲

34 モナリザの微笑

35 エメラルドの伝説

36 僕の胸でおやすみ

37 なごり雪

38 アビーロードの街

39 この季節が変われば

40 あの人の手紙

41 妹

42 眼をとじて

43 僕にきかせて下さい

44 殺風景

45 無縁坂

46 サボテンの花

47 ルージュの伝言

48 縁切寺

49 この手のひらに愛を

50 結婚するって本当ですか

51 春うらら

52 君は悲しみの

53 雨だれ

54 20才のめぐり逢い

55 竹田の子守唄

56 さらば青春

57 いつのまにか少女は

58 揺れるまなざし

58 人生が二度あれば

59 家へお帰り

60 FUN

61 白い一日

62 春の風が吹いてたら

63 マークII

64 どうしてこんなに悲しいんだろう

65 ともだち

66 なのにあなたは京都へ行くの

67 あのすばらしい愛をもう一度

68 時代

69 真夜中のギター

70 ささやかなこの人生

71 あなただけを

72 霧雨の朝突然に

72 遠くで汽笛を聞きながら

73 目覚めた時には晴れていた

74 最後の一葉

75 さようなら

76 涙は明日に

77 今日も夢みる

78 私の子供たちへ

79 出発(たびだち)の歌

80 ふりむかないで

81 あなたのすべてを

82 星に祈りを

83 枯葉の街

84 想い出のGreen Grass

85 霧の摩周湖

86 北の宿から

87 AND I LOVE HER

88 山口さんちのツトム君

89 全世界民主青年歌

90 ベンセレーモス

91 インターナショナル

92 国際学連の歌

93 心はいつも夜明けだ

94 がんばろう

95 心さわぐ青春のうた

96 マイ・ウェイ

97 ここは故郷

98 今日の日はさようなら

99 青い空は

100 また逢う日まで

 

この冊子は、1976年10月31日 世界民謡研究会 発行 となっている。(番号が二カ所重複しているのは、オリジナルに忠実に記したためである。) いまでいうところのJPOPに相当するジャンルだろうか。当時のフォークソングをはじめ、懐かしい曲名がたくさんでてきた。若い世代の方々が当時の世相を知るひとつの資料になるかもしれない。

 

 

(注)

 

B類、および昼夜開講制については、「東京都立大学 履修の手引 昭和47年度」の中で、次のように説明されているので、その部分を引用させていただく。

 

「従来、東京都在住の勤労青年に充実した大学教育を行うため昼間ならびに夜間いずれも自由に受講できる昼夜通しの制度をとってきたが、開学以来8年の経験のもとにこれを検討した結果、昭和32年4月から第1部(昼間授業の課程)と第2部(夜間授業の課程)の2課程に分けるとともに昼夜にわたる受講の利点は失われることのないようにし、もって一層教育効果の徹底をはかった。

 

両課程においては教授も授業も変りはなく、一定の限度までは特定の授業を除いて、昼間または夜間の課程で履修できるようになっており、勤労者であると否とにかかわらず同等の学力を持つ卒業生を社会におくることを期している。

 

この特質が減殺されないようにするため、学内では第1部の学生をA類学生、第2部の学生をB類学生ということにしている。

 

ただ、修業年限が夜間課程は5年となっているが、これは昼夜同等の教育を行なうには必要なことである。

 

この制度においては、他大学と異なって、入学試験を第1部、第2部と区別せずに大学一本で行なっており、また両者同等の学力あるものとし卒業時にも差別を設けないようにしている。」

 

(2009-4-26)

 

 

  • 音楽
60-70年代のJPOP?

いまさらだが、1960年から1970年代に流行した歌(JPOP ? )が妙に懐かしい。

 

最近、街角のちょっと大きめの本屋さんなどには、CDに収めた 20-30年前の歌謡曲やらポップスやらがワゴンに入れられて売られているのをよく目にする。ちょうど、我々の中学から高校時代のものなので、よけいに懐かしくなる。

以前はレコードなどで販売されていたものも、最近、リイッシュー(再編集)されてCDとして店頭に並ぶのであろう。

 

当時、音楽といえば、テレビやラジオの歌番組が主な情報源であった。農山村のことなので、レコード店も自宅とはかなり離れた町(市の中心部)に時間をかけて買いに(探しに)いかないと、なかった時代であった。

 

友人たちのなかにはカセットテープレコーダを持っている者もいた。ラジオやレコードから録音して聞いていたのだとおもう。また、当時の本屋さんにあった、歌謡曲を中心に編集されている雑誌に出ている歌詞や楽譜を見ながら、お気に入りの歌を覚えようとしたものであった。

そして、それらに似せて、自分自身で詞や曲を作り、譜面化したものであった。

 

もう、かなり前のことなので、記憶に定かでない部分もあるが、友人の結婚式に、友人の作詞、自分の作曲で作った歌を提供したこともあった。

 

当時の印象に残る歌としては、岸洋子の「希望」「夜明けのうた」、シューベルツの「風」、寺山修司・杉田二郎(ジローズだったか?)の「戦争を知らないこどもたち」などなど。

 

でも、これぞという曲に限って、店先にあるCDではなかなか見つからないものなのだが、探して見たい曲である。

 

 

考えて見れば、昔はレコード盤(EP、LP)、カセットテープに収められて販売されていた歌が、いまはCD、DVD、インターネットのダウンロードと大きく変遷している。レコードやカセットテープを使っていた世代においては、懐かしさは当たり前の感情なのかもしれない。

 

(2009-2-21)