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    2023/03/11

    体験

    きょうは3月11日です。12年前のあの日、いまでも思い出します。あの時の状況は、直後の3月14日に友人にあてたメールに良くあらわれています。(再掲載します)「○ ...

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12年目の3月11日を迎えて

きょうは3月11日です。12年前のあの日、いまでも思い出します。あの時の状況は、直後の3月14日に友人にあてたメールに良くあらわれています。(再掲載します)

 

 

「○○様、ごぶさたしています。

今回の地震は、おもった以上に大きく、テレビなどで被害が報道されるにつれ、その影響の大きさにショックを受けています。

 

私は、11日の地震発生当時、職場である○○(関東地方)の18階だてビルの13階にいました。高層ビルの事務所ですので、地震があると多少は揺れるのですが、今回のようなのは、はじめてでした。まるで船に乗っているような横揺れでした。

 

すぐに家族と連絡をとろうとしましたが、近くにもかかわらず電話がまったくつながらず、携帯メールでようやく連絡がとれ、互いの無事を確認することができました。

 

11日は、その後、電車がまったく動かなかったので、私は会社の仲間と会社の事務所で夜を明かして、12日の午前に動き始めた電車でようやく帰宅しました。

幸いなことに、自宅は大丈夫でした。

 

私の友人のひとりで福島に住んでいる人は、13日夜まで連絡がとれませんでした。ようやく昨夜、メールで無事を知ったしだいです。停電がようやく復旧したものの、いまだ断水が続いているとのことです。

 

13日は、近くの電器量販店へ、電池を買いに行ってきました。単2、単3、単4はどうにか入手できたのですが、単1電池は売り切れで、工場が止まっているとのことで、入荷はいつになるか分からないとの店員の返答でした。

 

14日は、東京電力が計画停電を実施するとのことで、その一環としてでしょうが、JRの東京圏内のほとんどすべての路線が運休になり、いったん朝、会社へ向かったものの自宅に引き返し、待機することとなりました。

 

 

立ち寄ったコンビニでは、おにぎり・弁当・パンなどはまったくなく、お店も、計画停電の影響でお休みのところがほとんどでした。

 

しばらくは大変な状況が続くとおもいますが、○○さんもお気をつけて、お過ごし下さい。」

(2011-3-14)

 

地震による家屋の倒壊や大津波、そして、この直後、東京電力福島原子力発電所の爆発事故が発生しました。

 

いまだに、復興への作業は続いており、行方不明者の捜索も続いていると聞いています。

この災害や原発事故を風化させないように、あらたに思い起こす一日にしたいとおもいます。

 

(図は tenki.jp から引用しました)

 

 

(2023-3-11)

 

 

詐欺の電話がかかってきました

先日、医療費還付金詐欺らしき電話がかかってきました。

以下、その顛末です。

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

2月2日(木)の15:40頃、○○○市の国民健康保険課の田口という人から電話がかかってきました。
「○○さんですね?」と確認をとった後に、次のようなことを言ってきました。

 

「昨年の11月に、医療費明細の確認書類を送っていて、その中に返信が必要な書類が入っていたのですが、あなたからはまだ返信を受け取っておらず、期限が過ぎているので電話しました」とのことでした。

 

さて、国民健康保険の医療費明細の確認書類はここ数か月には受け取った記憶がないのですが、念のため、最近届いた郵便物をひっくり返してみたところ、国保年金課からの傷病見舞金の書類があったので、これかと思い、電話口で話したところ、そうではないとのこと。

 

そこで、「では、その書類は届いていませんが」と伝えたところ、「では再度送りますので確認して下さい」ということでいったん電話は切れました。

 

こちらも、後で書類が送られてから、必要な返信をすればいいかなと思ってその場は終わりました。

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

しかし、その電話の約5分後、今度は同じ○○○市の国民健康保険課の犬飼という人から電話がかかってきたのです。

「さきほど田口さんから電話があって、もう一度、書類を送ってくださるとのことでしたが」と応えると、

「国民健康保険の還付金が18,958円あるのですが、12月15日が期限だったのですが、.....。」

 

そこで、もっと詳しく尋ねようとして、「少しお待ち下さい」と電話口で話したところ、
突然、電話が切れてしまいました。

なんだ、この対応は.....。

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

 

そこで、今度は、事実確認のため、こちらから○○○市の国民健康保険コールセンターに直接電話をして、上記のいきさつをお伝えし、「○○○市の国民健康保険課に、田口もしくは犬飼という人物は在籍(実在)しているか」という質問をしました。

 

「もし、在籍されているのであれば、電話をつないでほしい、在籍(実在)されてなければ課長クラスの人につないでほしい」との話をオペレーターの方にしました。

 

担当の方が電話口に代られて、
「○○○市の国民健康保険課に田口、犬飼という人物は在籍していません。

また、医療費明細の書類は、これから2月以降発送するので、11月に発送することはありません。

また、国民健康保険課ではなく、国保年金課です。」とのことでした。

 

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以上が、やりとりの概要です。

 

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結論としては、これは詐欺の電話だった、とおもわれます。

 

日中のタイミングを見計らって電話してきました。
詐欺の電話をかけた人物はターゲットの名前と電話番号は知っていたようです。

 

ここからは、推測になりますが、
詐欺は二人組で、ひとりは、ターゲットとなる人物(○○さん)が実在するか、
国民健康保険に入っている人かどうかを確認する役割、のようです。

国民健康保険は自営業か、会社や団体の健康保険に加入していない高齢者が主に加入しているようです。

名前と電話番号はどこからか不明ですがあらかじめ入手したのでしょう。

実際には送っていないのに、事前に医療費明細の確認書類を送ったといって、もっともらしく印象づけるとともに、次の電話の布石としたのです。

 

もうひとりの、5分後に電話をかけてきた人物は、

「国民健康保険の還付金が18,958円あるのですが、12月15日が期限だったのですが、.....。」

と話して、途中で怪しまれたと気づいたのか、いきなり電話を切ってしまいました。

おそらく、このさきの展開として、
「医療費の還付金がもどるが、手続きの期限を過ぎたので、早く手続きしてほしい」と急かせて銀行やコンビニのATMに行くように指示する、といった流れになるのでは、と推測しています。

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

後で調べたら、○○○市のホームページに、「医療費の還付金詐欺と思われる電話が本市で続発しています!ご注意下さい!」という記事が掲載されていました。

 

このような電話には、充分気をつけましょう。

 

(2023-2-3)

 

 

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