年別:2011年
アクセスカウンタの設置方法

お気づきの方もおられると思うが、実は、いままで使用させていただいたアクセスカウンタが11月から使えなくなってしまった。このサイトでは、右下のほうに、

あなたは?????人目のお客様です。

ご訪問ありがとうございます。

また、いらして下さいね。

と表示しているそれである。

 

どうも、使用していた無料サーバーのドメインが消滅してしまったらしい。なので、せっかくこのサイトを訪問していただいても、そこで、読み込みか゛止まってしまうという弊害が起こっていたようである。

 

これに気がついてから、しばらくは、表示なしで運用させてもらったものの、どうも気になってしかたがない。

 

そこで、ホームページでのアクセスカウンタの表示方法を調べてみることとした。といっても、なにしろ、プログラミングには不慣れであって、なかなか、これといったものはすぐに見つけることはできなかった。

 

ようやく、あるところで、表示のアルゴリズムを説明してあるのを見つけた。

それを採用したのが、現在のページでの表示となっている。

 

簡単に説明すると、まず、次のような counter.php というファイルを準備する。

 

<?php

# file open as read-write mode

$handle = fopen("counter.txt","r+");

# file lock

flock($handle,LOCK_EX);

# read 1 line of file

$counter = fgets($handle);

# count up

$counter = $counter +1;

# file pointer to head

fseek($handle,0);

# output to file

fwrite($handle,$counter);

# release file lock

flock($handle,LOCK_UN);

# file close

fclose($handle);

echo $counter;

?>

 

また、counter.txt というファイルにはカウンタの初期値となる数字を記入しておく。

 

本文のhtmlの部分に、

 

<script type="text/javascript" src="counter.php">

<iframe src="counter.txt" height=25 width=55 frameborder=0 ><⁄iframe>

 

というような記述を行なう。

 

これで、とりあえず、アクセスカウンタを表示することができた。

 

しかし、ここで、問題発生である。

 

私は、LinuxでブラウザにFirefoxを使用している。これだと、表示はちゃんとできた。携帯電話でも、ひとまず数字の表示はできた。しかし、WindowsのInternet Explorerでは、うまく表示ができていないことがしばらくしてわかったのだ。

 

原因は、どうもiframeというコマンドの使い方にあるらしい。使用するブラウザによって、表示されるエリアが異なるようなのである。

 

というわけで、ひとまず、今回の記事は終わりとする。いまのところ、うまい解決方法が見つからないのである。

 

(2011-12-28)

 

 

P.S.

もしも、良い方法があれば試してみたいとおもっています。
ご存じの方のコメントをお待ちしています。

私も使用していますが、PHPについては以下がとても参考になります。

 

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  • 音楽
オープンリールテープから蘇った42年前の吹奏楽演奏会

ここに一本のオープンリールテープがある。この中には、高校一年のときの吹奏楽の演奏会の模様が収められている。なんとかして、もう一度聴いてみたいものだとおもった。

 

しかし、いまではオープンリールテープを扱える機器は容易には使えそうもない。そこで、インターネットで調べたところ、昔のオープンリールテープをCD-Rに変換してくれる業者さんを見つけたので、おもいきって依頼してしまった。

 

1968年当時の3インチのオープンリールテープ

 

当時は、録音機器は、オープンリールのテープレコーダーしかなく、まるでスーツケースのような重さ15kgほどもある装置に、リールテープと空のリールをセットし、録音したり、再生したりしていた。実は、テープレコーダそのものも借り物で、だれもが持っているという時代ではなかったのだ。いまでも使われているコンパクトカセットテープ式のテープレコーダーが登場したのはその1年後くらいのタイミングであった。

 

あの頃、一学年上の先輩に誘われるままに、吹奏楽部の楽器の一部を手伝ってくれと言われて、そのまま籍を置くことになった。そして、高校の吹奏楽部は、県大会に出場することになったのであった。県大会での演奏の模様を先輩のどなたかのご家族がテープ(もちろん、オープンリールテープ)に録音してくれていて、私は、後日、それをダビングさせていただいたのである。

 

曲名はすっかり忘れてしまっており、テープの外装箱にもメモが残してなかったのだが、有名な演奏会らしく、インターネットで調べると簡単に見つかった。幻想曲「移り気な五度のムード」が課題曲で、「かがり火」が自由曲だった。結果は、なにかの賞をいただいたことまでは覚えているが、それ以上は想い出せない。

 

あらためて、いま、聴いてみると、とても懐かしいものである。当時の一所懸命にがんばった部活動とか、当時の部員のようすとか、先輩・後輩・同学年の友人たちのことが想い出される。

 

( 当時の吹奏楽部の部員の皆様、もし、この記事をごらんになっていましたら、ご連絡をいただければ幸いです。 )

 

(2011-11-6)

 

 

■ 昭和43年度 第17回 関東吹奏楽コンクール 新潟県大会

 

(新潟県立有恒高等学校の演奏  自由曲、課題曲)
日時・会場  昭和43年(1968年)10月6日  新潟県長岡市
課題曲  吹奏楽のための幻想曲「移り気な五度のムード」(塚原晢夫 作曲)
自由曲  かがり火 (オリバドッティ 作曲)
録音時間 11:22 (モノラル)

 

 

上記、演奏会のときのCD-R化していただいた作品は、こちらにあります。
ご自由にお聴き下さい。(mp3形式 に変換しています。)

→ https://fp46.net/alumni/y1968/

 

 

また、オープンリールテープからCD-Rへの変換(テータの取り出し)は、
MTS株式会社様にて行なっていただきました。ありがとうございました。

 

→ MTS株式会社 ティアック修理センター
http://www.mts-sv.co.jp/avtopics.htm

 

  • 特集
光速を超える速度を持つ素粒子(ニュートリノ)

読売新聞の2011年9月24日付けに、光速を超える速度を持つ素粒子(ニュートリノ)の記事がでていました。

 

友人から、質問を受けたので、ひとまず、

 

「アインシュタインの特殊相対性理論は、昔、学んだ記憶があるのですが、かなり忘れてしまいました。」

 

「たしか、その中のひとつに、ローレンツ収縮というのがあって、運動している物体の長さは光速に近づけば近づくほど短くなるというものです。いま思い出せませんが、たしか数式がありました。光速を超えると、長さは負になる、というあり得ない現象が起こります。」

 

「それから、たしか等時性の原理だったか忘れてしまいましたが、光の速度に近づけば近づくほど、時計が遅れる、遅くなるというものです。これもたしか数式があったような記憶があるのですが、光速を超えると、時計が逆に動く、すなわち、タイムマシンで過去にさかのぼれる、ということができてしまう、というものです。」

 

「本を見て書いているわけではないので、多少不正確だとは思いますが、ご容赦を。後程、自宅に戻ったらもう一度調べてみますね。」

 

というわけで、それなりに調べてみました。

 

アインシュタイン(Einstein)の特殊相対性理論は、慣性系での運動を記述しています。

 

慣性系とは、大雑把にいうと、物体に働く力は電磁場による力のみ、慣性の法則が成立する、ユークリッド幾何が成立する、の3つを満たす性質を持った座標系です。

 

時間についての有名な式は、

 

   t'=t/sqrt(1-(v/c)^2)

 

です。[ sqrt はいわゆる平方根をあらわします。^はべき乗をあらわします。]

 

速度vで動いている物体に流れる時間t'は、静止している系の物体に流れる時間tより大きくなります。いわゆる、動いているものの時間はゆっくり流れるということをあらわしています。

 

この式で、仮にv=cとしたら、どうでしょう。t'は∞となってしまいます。また、さらにv>cのときは、sqrtの中がマイナスになりますので、虚数の時間ということになります。

 

また、棒の長さの議論が有名です。慣性系1と慣性系2で、棒の長さを測定するとしましょう。

 

慣性系1に対して慣性系2は速度vで運動している(動いている)とします。慣性系1で測定した棒の長さLは、慣性系2で見ると

 

   L'=L*sqrt(1-(v/c)^2)

 

となります。大雑把にいうと、運動している物体の長さは縮む、ということです。

これは、ローレンツ(Lorentz)収縮と呼ばれています。

 

ここで、やはりv=cとすると、棒の長さL'はゼロになってしまいます。また、v>cとすると、長さは虚数となってしまいます。

 

ところで、特殊相対性理論では、座標軸として、四次元を扱います。x,y,z,ictです。

x,y,zは普通の三次元座標、四番目のictは時間tに光速cと虚数単位iを掛け算したものです。τ(タウ)と表記することもあります。x,y,z,τです。ここでは、空間座標と時間座標を等価に扱っています。

 

このへんの説明は、かなり難解で、私には簡単には説明できませんが、教科書には、光速cよりも大きな速度で伝わることはできないという前提で、過去、未来の事象の因果関係が説明されています。

 

上記の説明で、光速cを超えたとき、虚数の時間、虚数の長さがでてきていますが、空間と時間を等価に扱っているため、例えば、複素数で、実数軸から虚数軸に座標が交替するというようなことがあるのかもしれません。

 

一般相対性理論というものは、かなり難解ですが、特殊相対性理論を拡張してつくられました。そのため、特殊相対性理論を含んでいます。

 

もし、興味がおありでしたら、まずは、次の書籍が良いとおもいます。数式を使用していますが、わかりやすく書かれています。

 

■小笠英志「相対性理論の式を導いてみよう、そして、人に話そう」(ベレ出版、2011) ISBN978-4-86064-267-9

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相対性理論の式を導いてみよう、そして、人に話そう

さらに、入門書としては、有名な、

 

■ランダウ、シフシッツ「場の古典論」(東京図書、1975) ISBN 3342-3101-5160
[原書は、L.D.Landau, E.M.Lifshits"Teoriya Polya" (Moscow、1962) ]

 

の第1章に、特殊相対性理論が詳しく説明されています。

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場の古典論―電気力学,特殊および一般相対性理論 (ランダウ=リフシッツ理論物理学教程)

また、SFの世界のようですが、時間反転機(タイムマシン)については、私の手元に、次の書籍がありました。

 

■清家新一「超相対性理論」(重力研究所、六訂増補版、1982) ISBN 915517-1


(だいぶ前に入手したものなので、もしかすると絶版になっているかもしれません。)

同一著者の簡易版は、

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超相対性理論入門 (1972年)

この中に、メビウス発電機や逆重力機関、タキオン(超光速粒子)などとともに数式を交えて解説されています。といっても、私にとっては理解不能な部分が多くありましたが。

光速を超える速度を持つ素粒子(ニュートリノ)の今後の展開に注目です。

 

(2011-9-24)

 

  • 特集
「なでしこジャパン」と「アルビレディーズ」

あの瞬間は、まだ、記憶に新しい。

 

2011年7月18日、サッカー日本女子代表の「なでしこジャパン」は、ドイツのフランクフルトで開催されたFIFAワールドカップ(W杯)決勝で、米国を破り、初優勝を果たしたのだ。

 

日本女子代表は、準々決勝で優勝候補だった開催国のドイツを破り、また、準決勝では強豪スウェーデンを撃破。だれもが驚いた展開であった。

 

アルビレックス新潟レディーズのチームからも、この「なでしこジャパン」に、上尾野辺めぐみ選手(DF)と阪口夢穂選手(MF)が出場した。

 

サッカーは、J1やJ2といったリーグがよく知られているが、女子サッカーのリーグは、いまいちだった。しかし、今回の女子サッカー日本女子代表の快挙は、「なでしこジャパン」の存在を広く世間に知らしめる絶好の機会となった。また、なでしこリーグとよばれる女子サッカーのリーグにも注目が集まっているようである。

 

この「なでしこジャパン」の活躍は、多方面に影響を与えたようだ。「元気をもらった。」「あきらめないことの大切さを教わった。」「目標をもって突き進むことの重要性を学んだ。」などのコメントが、あちこちで見られた。

 

我々が3月に経験したあの大震災、日本全体が復興に向けて取り組んでいるいま、彼女たちの活躍は大きな励みになった。

 

『なでしこジャパンはドイツ・フランクフルトで歴史を刻んだ。それは日本サッカーの勝利の瞬間である。我々は彼女たちに敬意を表する!』と、ある外国メディアも絶賛した、と報じられている。

 

いまだに余韻が続いているようである。しかし、彼女たちの目標は、既に、次のオリンピックに向かっている。

 

みんなで声援したい。がんばれ、アルビレディーズ、がんばれ、「なでしこジャパン」。

 

(2011-8-27)

 

 

■アルビレックス新潟レディース

https://www.albirex-niigata-ladies.com/

 

 

 

ZIPファイル解凍時の「文字化け」と対処法 (Linuxにて)

PCでいろんな作業をしていると、「文字化け」という現象に出くわす時がたまにある。これは、日本語の入力システムの多様さに由来している。

 

まだ、いまのように、Windowsがなかった時代、MS-DOSというオペレーティングシステムが全盛だったころ、日本語の文字入力は、マイクロソフトのDOSでは、shift-JIS、NECのPC9801系列ではJIS、UnixではEUCというまったく別な文字コードが使われていた。

 

また、デリミタ(Delimiter)とよばれた区切りコードも、キャリッジリターン[CR] 、ラインフィード[LF]、あるいは、キャリッジリターン+ラインフィード[CR+LF]というように、何種類かあった。実は、これらの間を互いに変換してくれるフリーソフトウェアも存在した。私もよく利用させていただいた記憶がある。

 

Windowsが全盛となった現在、これらのことはほとんど意識しなくても済むようになった。なぜならば、システムが自動的に変換してくれて、これらの違いを吸収してくれるからである。

 

私のように、Linuxを使っていても、このあたりは、あまり意識していない。ただ、「文字化け」は時々起こる。特に、Windowsで作成したファイルがWindowsで圧縮された場合、このZIPファイルをLinuxで解凍しようとすると、文字化けとなる。この問題は、長い間、悩みの種であった。(私の場合は、Dual BootのPCを使っているので、いったんWindowsを起動し、解凍した後に、Linuxを起動して読み込む、といった操作をしていた。)

 

だが、昨年、ひとつのスクリプトを見つけた。このスクリプトは、たったひとつの点をのぞいてすばらしいものであった。一年ほど使ってみて、使い慣れたものなので、ここに紹介させていただこうとおもう。(*)

 

========== (ここから) ==========

#!/usr/bin/perl

use Archive::Zip;

use Encode;

 

my $zip = Archive::Zip->new($ARGV[0]) or die;

for ($zip->members) {

$zip->extractMember($_, encode('UTF-8', decode('CP932', $_->fileName)));

}

========== (ここまで) ==========

 

この部分を例えば、「xunzip.pl」などのファイル名で保存し、

 

chmod 755 xunzip.pl

 

などで、
実行可能にしておく。そして、

 

./xunzip.pl sample.zip

 

のように使用する。

 

これは、Perl(パール)スクリプトとよばれるもので、perl-Archive-Zipというパッケージが必要となる。あらかじめ、インストールしておく。

 

私には、理解不足の点もあるが、Windowsで使用されているCP932という文字コードを、Linuxで使用されているUTF-8に変換するものである。とても便利なスクリプトなのである。

 

ただ、ひとつ、欠点は、パスワードがZIPファイルにかけられていると、使えないということ。なにか、やりかたはあるのだろうが、いまのところ、不明のままにしておいてある。

 

(2011-8-15)

 

 

(*) Nikkei Linux雑誌2010年9月号のp.50にサンプルとして掲載されていたものを引用させていただきました。

 

 

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