• 日記
丹沢、そして浅間山ふたたび

今年はどんな年になるのだろうか。昨年の秋以降、いっこうに景気回復の兆しは見えない。特に、製造業にとってはたいへんな受難の毎日である。大手の電機メーカーも業績悪化で大幅な人員削減策も提示されていると聞く。

 

そんな中でも、心だけは落ち着いていたい。

 

神奈川県北の丹沢山系を望む

 

正月休みに、自宅近くの高台から丹沢の山々をみた。晴れていて空気は澄み渡り、久しぶりに気持ちの良い一日であった。

 

ふだんは車の排気ガスのせいか、かすんで見える山々が、この日ははっきりと見えた。気持ちの整理をし、また新たな状態で、今年をスタートさせたいとおもったのであった。

 

そして、先日、一月の終わりであるが、出張で再び新幹線にのり、浅間山付近を通りかかった。

 

新幹線車中から望む冬の浅間山(北軽井沢付近)

 

冬の浅間山は真っ白であったが、その前に位置する前山(まえやま)はまったく雪がなく、荒涼とした姿で、対照的であった。浅間山の不気味さ、自然の恐ろしさを感じた瞬間でもあった。

 

(2009-2-1)

 

 

2月2日の朝、テレビのニュースで、浅間山が小規模噴火したという報道がありました。あの時に感じた不気味さは、このことだったのかも。日本列島は火山、地震の多い地域ということを改めて思い起こされました。

 

(2009-2-2 追記)