カテゴリー:音楽
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ディーナ・ガリポワの「What if」

あの日から2年が経過した。あの巨大な地震、そして、津波、さらに、原発事故の映像は、いまだに脳裏から消え去ってはいない。なかなか気の利いたことばで気持ちを表現するのは難しいが、早い時期の復興を願い、自分たちにできることを、少しずつ、精一杯、やっていこうとあらためておもった。

 

きょうは、ひとつの歌を紹介しようとおもう。

 

この歌は、「時の流れを変えられたら、...」で始まる。ポップ調のバラードのような曲だが、うたごえはとてもすばらしい。

ディーナ・ガリポワ(Dina Garipova)というタタルスタン出身の21歳の女性歌手である。2013年の5月に開催される「Eurovision Song Contest」のロシア代表だという。

 

まずは聴いてみてほしい。

 

 

以下は、彼女のホームページ( http://garipovadina.com/ )にあった情報から抜粋しておく。

 

ディーナ・ガリポワ(Dina Garipova)はゼレノドリスク(タタルスタン共和国)で1991年3月25日に生まれた。ディーナの家では音楽は常に家族の生活の重要な一部となっている。

彼女は6歳のときに、うたをうたい始めた。ディーナは、2012年の後半に行われた「チャンネル·ワン」の音楽コンテスト「ボイス(Voice) 2012」で優勝して以来、ロシアではその名が知られるようになった。

 

そして、2013年の5月にスウェーデンのマルモで開催される「Eurovision Song Contest」の国内選考会の決勝戦で54.1パーセント(927,282名)の支持を獲得し、ロシア代表として出場するという。

 

注目に値するアーティストだとおもう。

 

 

(注)

 

ディーナ・ガリポワの「What if」は、公式ホームページ( http://garipovadina.com/ )の右側のスライド・バーを下げていくと、(または、右上のボタンの(Песни)を押すと、)「うた(Песни)」のページがでてくるが、この一番最初に「What if」が載っていて、歌を聴くことができる。(*)

 

(2013-3-11)

 

(*) 公式ホームページの再編により、この機能は現在実装されていません。

 

(2018-1-8)

 

 


 

ディーナ・ガリポワの「What if」

 

What if I could change the path of time

What if I had the power to decide

What if I could make us unify

 

If I

If I

 

What if we would open up the doors

What if we could help each other more

What if i could make you all believe

 

If we

If we

 

What if we all

Opened our arms

 

What if we

Came together as one

What if we aimed

To stop the alarms

 

What if we chose to

Bury our guns

 

Why don't we always

Reach out to those

Who need us the most

 

Together we can change the path of time

Together we have power to decide

The answer lies within our hearts and minds

 

Together

Together

 

Together we can make a better place

On this little island out in space

Together we can change the world forever

 

What if we all

Opened our arms

What if we

Came together as one

What if we aimed

To stop the alarms

 

What if we chose to

Bury our guns

 

Let's unite and make a change

Let's unite and write a new page

Come on sinners come on saints

 

Have faith

 

Why don't we always

Reach out to those

 

What if we all

Opened our arms

What if we

Came together as one

What if we aimed

To stop the alarms

 

What if we chose to

Bury our guns

Why don't we always

Reach out to those

Who need us the most

 


 

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上村叶恵(うえむらかなえ)の「幸せの雫(しずく)」

路上で音楽を演奏し、歌を聴かせてくれるひとたち。いわゆる、ストリートミュージシャンの中で、おもわず、通行人(私)の足を止めさせる魅力を持ったアーティストに出会ったときは、とてもうれしいものである。

 

彼女もそんなひとり。

 

先日、M駅の駅前で、ピアノの弾き語りをしている場面に出くわした。ピアノの調べとうたごえのマッチングがとてもすばらしい。

 

たまたま、急いでいたので、一曲だけ立ち止まって聴いていた。その曲が「本当の幸せってなぁに?」という曲だった。

 

聴いていると、うたの世界に引き込まれるような気がする。不思議だ。

まるで、天使のような...。

 

そのときに、「幸せの雫」というCDを購入させていただいた。直筆のサインまでいただいてしまった。

 

 

 

しばらく多忙な毎日が続いていたが、やっと時間がとれたので、
おもいだしたように、上村叶恵(うえむらかなえ)のホームページを探してみた。そして、何曲か、試聴させていただいた。聴いていてとてもやすらぐことができる曲だった。

うまいことばが見つからないが、とても良いアーティストを知ることができた、とおもっている。

 

大阪出身だそうだが、あまり気にならない。

がんばれ。天使のような「関西のおばちゃん」。

 

 

(注)

 

1.
「本当の幸せってなぁに?」は、彼女のサードミニアルバム「幸せの雫」に収録されている。

 

2.
上村叶恵(うえむらかなえ)は、大阪出身のピアノ弾き語りシンガーソングライター。幼少のころから10歳までピアノを習い、その後、独学で作曲を始めたとのこと。

 

東日本大震災の後より音楽活動を本格的に開始し、震災チャリティーCDで約26万円の寄付金を集めたという。

 

「幼少の頃から、言葉で伝えきれない思いを音で表現してきた。」という彼女の音楽は、聴けば聴くほど魔法にかけられたかのように、その世界に引き込まれていく。

 

楽曲は、作詞作曲から、アレンジ、演奏まで、全て本人が手がけている。元気なJ-POPから、しっとりとしたバラードまで幅広く歌い、ピアノだけのインストルメンタル曲も存在するという。

 

上村叶恵を一言で言うと、天使のような“関西のおばちゃん”。音楽性やキャラクターに愛らしいギャップを感じさせる、不思議なアーティストである。

 

3.
上村叶恵(うえむらかなえ)のホームページは、

→ http://kanae.aikotoba.jp/

(このサイトは以下に引越しされています。)

 

→ http://uemura-kanae.com/

 

ちなみに、このホームページのサイトの中に秘密のページがあり、そこには、未公開の彼女の音楽がおいてある。ヒントはシャボン玉。

 

(2012-10-20)

 

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「A for Real」--- 2年半ぶりのミュージシャンとの再会

特徴のあるうたごえだった。ポップ調の楽曲ではあったが、なぜか心に響くものがあった。

 

そのミュージシャンに初めて出会ったのは、2年半前のクリスマスの時期だった。だが、それから、しばらくは、そのことを忘れていた。

 

先日、9月のある日の夜、所用でM駅の駅前をとおりかかったとき、一人の女性ボーカリストが路上ライブをしていた。しばらく立ち止まって数曲を聴いていた。そのうたごえは以前に聴いたことのある「A for Real」のmizuki(みずっきぃ)だった。

 

 

以前、このような記事を書いたことがある。

 

→ 「街角で聴いた歌ごえ」

 

あの2年半前と変わらないしっかりした歌声だった。「未完成な果実」など、懐かしいものだった。

 

この2年の間に、CDアルバムを2回出しているという。その最新作を買い求めた。自宅に帰って聴いてみたが、これらの曲もなかなかいいものである。内容は、つぎのとおり。

 

01_故郷II
02_blue_red
03_夜の夜行列車トレイン
04_MIDNIGHT_VISION_2
05_living_on_planet...
06_宇宙居酒屋「とり八」

 

 

「A for Real」は、mizukiとnaokiのユニットで、いただいたパンフレットによると、詩・曲ともに遊び心とオリジナリティを追求した楽曲を多数制作しており、それらをもとに、路上ライブを、都内・都内近郊にて行なっているという。

 

また、いつか、どこかで会えるかもしれない。今後、ますますの活躍を期待したい。

 

 

(P.S.)

 

一作めの「未完成な果実」などは、『real to heavy real』というミニ・アルバムにおさめられているが、いまでは、次のサイトで試聴することができる。

 

→ https://myspace.com/a_for_real

 

二作めのアルバムは、『Hyper Meltdown』で、ユーチューブに全曲が紹介されている。

 

 

ちなみに、ホームページは、

 

 → 「A for Real」のホームページ
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=A_for_Real&P=0

 

 → みずっきぃのホームページ [魔法のiらんど] http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=mizu0516

 

であり、携帯電話でもアクセス可能となっている。

 

(2012-09-23)

 

 

 

 

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オープンリールテープから蘇った42年前の吹奏楽演奏会

ここに一本のオープンリールテープがある。この中には、高校一年のときの吹奏楽の演奏会の模様が収められている。なんとかして、もう一度聴いてみたいものだとおもった。

 

しかし、いまではオープンリールテープを扱える機器は容易には使えそうもない。そこで、インターネットで調べたところ、昔のオープンリールテープをCD-Rに変換してくれる業者さんを見つけたので、おもいきって依頼してしまった。

 

1968年当時の3インチのオープンリールテープ

 

当時は、録音機器は、オープンリールのテープレコーダーしかなく、まるでスーツケースのような重さ15kgほどもある装置に、リールテープと空のリールをセットし、録音したり、再生したりしていた。実は、テープレコーダそのものも借り物で、だれもが持っているという時代ではなかったのだ。いまでも使われているコンパクトカセットテープ式のテープレコーダーが登場したのはその1年後くらいのタイミングであった。

 

あの頃、一学年上の先輩に誘われるままに、吹奏楽部の楽器の一部を手伝ってくれと言われて、そのまま籍を置くことになった。そして、高校の吹奏楽部は、県大会に出場することになったのであった。県大会での演奏の模様を先輩のどなたかのご家族がテープ(もちろん、オープンリールテープ)に録音してくれていて、私は、後日、それをダビングさせていただいたのである。

 

曲名はすっかり忘れてしまっており、テープの外装箱にもメモが残してなかったのだが、有名な演奏会らしく、インターネットで調べると簡単に見つかった。幻想曲「移り気な五度のムード」が課題曲で、「かがり火」が自由曲だった。結果は、なにかの賞をいただいたことまでは覚えているが、それ以上は想い出せない。

 

あらためて、いま、聴いてみると、とても懐かしいものである。当時の一所懸命にがんばった部活動とか、当時の部員のようすとか、先輩・後輩・同学年の友人たちのことが想い出される。

 

( 当時の吹奏楽部の部員の皆様、もし、この記事をごらんになっていましたら、ご連絡をいただければ幸いです。 )

 

(2011-11-6)

 

 

■ 昭和43年度 第17回 関東吹奏楽コンクール 新潟県大会

 

(新潟県立有恒高等学校の演奏  自由曲、課題曲)
日時・会場  昭和43年(1968年)10月6日  新潟県長岡市
課題曲  吹奏楽のための幻想曲「移り気な五度のムード」(塚原晢夫 作曲)
自由曲  かがり火 (オリバドッティ 作曲)
録音時間 11:22 (モノラル)

 

 

上記、演奏会のときのCD-R化していただいた作品は、こちらにあります。
ご自由にお聴き下さい。(mp3形式 に変換しています。)

→ https://fp46.net/alumni/y1968/

 

 

また、オープンリールテープからCD-Rへの変換(テータの取り出し)は、
MTS株式会社様にて行なっていただきました。ありがとうございました。

 

→ MTS株式会社 ティアック修理センター
http://www.mts-sv.co.jp/avtopics.htm

 

  • 音楽
40年前の吹奏楽演奏会

街の電気量販店で、「TAPE EXPRESS」というものを見つけた。どうやら、カセットテープの音源をmp3形式に変換するハードウェアだということが理解できた。

 

自宅には、昔のカセットテープがいくつかある。特に、高校時代に録音した吹奏楽の演奏会のカセットテープがあったので、いつかは、これを聴きたいとおもっていた。そのハードウェアの値段が手頃であり、いままで貯めていた「ポイント」も使えたので、思い切って購入してしまった。

 

そして、昔の(40年前の)カセットテープをデジタル音源に変換しようと試みたのであった。

 

TAPE EXPRESSというカセットテープからmp3形式のファイルに変換する装置

 

まず、別の音楽テープで、練習を兼ねて、変換を試みた。説明書の手順どおりに行えば、特に問題ないようである。

 

12曲入りのカセットテープから、mp3形式のファイルを12個取り出すことができた。

 

で、次に本番のテープである。同様にやってみようとしたが、問題が発生した。このテープは、過去に不具合があって、何回か補修した記憶がある。何か所か補修してある部分があった。

 

当時のコンパクトカセットテープ、テープが切れやすかった

 

実際、変換をはじめてみたが、その補修部分でテープが切れたり、ホイールにからみあったりして、なかなかうまくいかない。何十年も経過しているのだから、しかたないのだが、カセットテープのねじをはずして、切れたテープを糊でつないだりして、ようやく、何回かに分けて、mp3ファイルに変換することができた。

 

いざ、できあがったものを聴いてみると、とてもなつかしいものであった。

 

高校3年の文化祭のときに、吹奏楽部の演奏会があり、友人からカセットテープレコーダを借りて、録音したことを覚えている。

 

当時は、まだカセットテープレコーダは、世の中に商品として出現したばかりの頃であったとおもう。録音の主流は、まだ、4インチ/6インチのリールテープであった。

 

曲目は、当時の流行していた曲も含めて、次のとおりであり、ところどころに各楽器パートの紹介が入っている。録音状態はあまり良くない。当時のカセットレコーダのマイク集音のため、多少、雑音があり、また、テープの破損などがあり、修繕を繰り替えしたため、途中、欠落箇所がいくつかある。

 

1 希望

2 空よ

3 マンポNo.5

4 西部の人々

5 闘牛士のマンポ

6 手紙

7 コンテンポラ

 

ここに、ファイルを掲載したので、興味をお持ちの方はぜひ一度聴いてみていただきたい。そのころ、高校生て゜あった自分自身に重ね合わせて、いろいろな想い出とともに懐かしさがこみ上げてくる。そういえば、こんな時もあったなと。

 

 

■昭和45年度恒高祭吹奏楽演奏会
(1970年11月14日、新潟県立有恒高等学校吹奏楽部)

 

https://fp46.net/alumni/y1970/

 

(2011-2-20)