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「東北地方太平洋沖地震」に関して

  • 特集
「東北地方太平洋沖地震」に関して

今回の地震、みなさまのところは、だいじょうぶでしたでしょうか?

 

今回の地震は、おもった以上に大きく、テレビなどで次々に、被害が報道されるにつれ、その影響の大きさにショックを受けています。ご無事であることをお祈りしています。

 

被害に遭われた方々には、心からお見舞いを申し上げます。

 

どうか、心をいっそう強くもたれて一日も早くお元気に、復興をなされるようお祈り申し上げます。

 

別のサイトに次の記事を書きました。よろしければ、ぜひごらん下さい。

 

◆「いま、私たちにできることを.....義援金サイト」

→ http://ameblo.jp/newfootprint/entry-10829524181.html

 

◆「日本のために死地へむかう父」 (紹介記事)

→ http://ameblo.jp/newfootprint/entry-10836724898.html

 

(2011-3-21)

 

 

以下、当時の記事を引用します。


◆「いま、私たちにできることを.....義援金サイト」

 

今回の地震、みなさまのところは、だいじょうぶでしたでしょうか?

今回の地震は、おもった以上に大きく、テレビなどで
次々に、被害が報道されるにつれ、
その影響の大きさにショックを受けています。
ご無事であることをお祈りしています。

被害に遭われた方々には、心からお見舞いを申し上げます。

どうか、心をいっそう強くもたれて一日も早くお元気に、
復興をなされるようお祈り申し上げます。

私にも何かできることはないだろうか?と考えた結果、
微力ながら募金を行うこと、募金サイトを連絡すること。
これであれば私でも可能です。

私は、何人かの方のメールマガジンを拝読していますが、
この中に、こんな文面がありました。

---------------------------------------
今、私たちにできることは、

■「義援金」を正しい所に送ること。
■その活動をネットを通じて呼び掛けること。
■自分たちも救援される側に回らないように
 自分たちの身の安全を守る為の備えをすること。
■被災地の方へ励ましのメッセージを送ること。

この4つだと思います。
---------------------------------------

確かにそのとおりだと思います。

被災者の皆様への義援金は、
個人でも義援金を呼びかけることができるサイトもあるようです。

ここには、何人かの著名人がよびかけを行っておられます。

http://justgiving.jp/ 
http://justgiving.jp/c/1765 
https://justgiving.jp/c/1746 

また、すでに信頼できる機関が義援金を募っておりますので、
義援金の募金ができるホームページをお知らせします。
(普通の募金、アイテム購入など)

内容については全てがきちんとした企業なので、大丈夫だと思いますが
最終的には、ご自身でのご判断をお願いいたします。

内容は3/13午前9時現在のものです。
*************************************************************
■Yahoo! 基金
Yahoo!ウォレット(500~10万円、募金すると専用の壁紙をダウンロード可)、
もしくはYahoo!ポイント(1~10万ポイント、1ポイント1円換算)。
http://volunteer.yahoo.co.jp/donation/detail/1630001/index.html

■GROUPON
一口200円。
ユーザーから募金に対し同額をグルーポンも拠出するため、
実際は一口あたり400円。
http://www.groupon.jp/cid/7995/dtype/main

■nifty
壁紙を購入すると、その売上げが全額募金に回される。
購入金額は、525円/1050円/3150円/5250円/1万500円。
http://donation.nifty.com/tokusetsu/

■goo
募金にはgooIDが必要。
壁紙を購入すると、その売上げが全額募金に回される。
金額は100円/500円/1000円/5000円/1万円。
支払い方法は、クレジットカード/ちょコム/楽天銀行。
http://special.goo.ne.jp/donation_earthquake/

■T-SITE
TSUTAYAカードのTポイントで募金可能。1ポイント単位、1ポイント1円換算。
http://tsite.jp/donation/index.pl?xpg=PCTC0202&bokin_id=88&scid=bokin999

■ソフトバンクモバイル
「白戸家のお父さんデジタルコンテンツ」を購入すると、
その売上げが全額寄付される。商品は105円/315円/525円。
購入方法は、
「Yahoo!ケータイ」トップページ→「お知らせ」→「東北地方太平洋沖地震義援金受付」で、
「白戸家のお父さんデジタルコンテンツ」を選択。
なお、ソフトバンクでは、
ソフトバンクチャリティダイヤル「*5577」も用意しており、
こちらの音声メッセージを聞いて募金することもできる。

■mixi
募金向けミクコレ「支援ミクコレ」を販売。
50pt(50円)と100pt(100円)で2種類ずつ。
なお、支援ミクコレでは、ユーザーからの募金額と同額をミクシィが拠出するため、
実際は50ptで100円、100ptで200円が募金される。mixiモバイルからのみ利用可能。

■GREE
GREEのオリジナルアバター「GREEボランティア」を購入すると、
その売上げが全額寄付される。金額は、100~1万ゴールドの間で任意に選択可能。
1ゴールド1円換算。
http://www.gree.co.jp/news/press/2011/0312.html

■モバゲータウン
災害義援金向け専用アバターを販売。
その売上げが全額募金に回される。購入方法は、
モバゲータウンのトップページで「災害義援金を募集しています」をクリックし、
モバゲー募金コーナーで「義援金用アバター」を選択。
金額は、100円/500円/1000円から選べる。
http://yahoo-mbga.jp/announce/7969

■アメーバピグ
アメーバピグで募金対象アイテムを販売。
10アメゴールド(10円)から購入できる。
同アイテムを購入すると、
その同額をサイバーエージェントも拠出するため、
実際には倍額が募金されることになる。
購入は、アメーバピグの中で、
おでかけエリアから「地震情報交換」エリアを選択。
各エリアに設定されているアイテム販売機から行える。
http://ameblo.jp/pigg-staff/entry-10827716684.html

■ハンゲーム
ハンゲームの被災地支援アバターアイテムを購入すると全額が寄付される。
アバターアイテムは100円。男性用/女性用のTシャツがそれぞれ3種類ずつ
用意されている。
http://static.hangame.co.jp/hangame/extra/volunteer.html

■はてな
はてなポイントで義援金を受け付け。
1ポイントあたり1円で換算され、募金額は自由に選べる。
http://d.hatena.ne.jp/hatenacontrib/20110312/1299904670 

■日本財団(日本船舶振興会)CANPANプロジェクト
一口2000円で募金を受け付け。決済方法はクレジットカード。
http://www.nippon-foundation.or.jp/org/news/2011031202.html 

■Piku
一口100円で募金を受け付け。
上限はなし。3月22日の10時まで募集している。
http://www.piku.jp/deals/donation-201103/tokyo 

■DMM
http://coupon.dmm.com/deals/dmmbokin/ 

■ECナビ
https://ecnavi.jp/tohoku_bokin/ 
ポイント募金

■ジャパンネット銀行
http://www.japannetbank.co.jp/news/general2011/110312.html 
*************************************************************
と、ここまでです。

 

 


◆「日本のために死地へむかう父」 (紹介記事)

 

福島原子力発電所の状況が連日、報道されています。

こういう原発の状態ですと、不安になるかもしれませんが、復旧に全力で
取り組んでおられる方々がおられます。

そのことを忘れないようにしましょう。

この記事は、私が、読者のみなさまにぜひとも読んでいただきたいものです。

私が読んでいるメールマガジンのひとつに、ロシア在住の
北野幸伯(きたのよしのり)さんから配信されている「RPE」というのがあります。
今回のテーマは、号外で、「日本のために死地へむかう父」です。

このリンクからお願いします。
↓
http://archive.mag2.com/0000012950/20110320183217000.html

 

(2022-4-22 追記 :  上記のリンクは既に無効になってしまいました。以下に、再掲載いたします。)

 

======= (ここから) =======

 

RPE Journal ====================

 

ロシア政治経済ジャーナル 特別号

2011/3/20号

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★日本のために死地へむかう父

 

全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!

北野です。

今日は、読者のひとみさんからのメールを転載させていただきます。

 

 

自衛隊特殊化学防護隊の隊員たちは志願者です。

しかも年齢は55歳からうえ、もう子育ても終わりに近づいて思い残す事は無いと志願者となったようです。

その様な志願者が50名

 

時事通信社の記事があります。

東電が全国の電力会社、協力企業に助けを求めました。

志願者です、決死隊として原発の内部作業をする原発関係者のベテランを募ったのです。

 

中国電力の原発勤務40年というある男性が。

この作業は自分達のようなベテランがやるべきだ、自分は定年まで後一年であるし、子育ても終わったとして、志願したそうです。

 

ご家族は静かに思いを語る、自分の夫、父親の決意に何も言えなかったそうです。

その方の娘さんは,今までと違う父のもの静かな顔を初めて見たそうです。

志願者20名

 

翌朝、いつも出勤する時のように。

 

じゃあ、いってくる。

 

と言って玄関を出てたそうです。

 

原発での作業中、放射線被爆があります。

国が定める限界被爆単位100ミリシーベルト。

それが250ミリシーベルトになりました。

何故なら、彼等が望んだからです。

100ミリシーベルトではすぐ時間が経ってしまい数分では作業ができない。

だから国に250に上げてくれと。

その為の被爆量は覚悟の上なのです。

 

そのおかげで昨日、あと一歩で臨界点と言う所で臨界が止まったのです。

もし臨界点に達していたら。

私達は今、この時をこの時間を過ごしていません。

家族と恋人と仲間、友人とこの時間が無かったかもしれないのです。

半径300キロ生物の生存率は、限りなくゼロに近かったんです。

今のこの時間は彼等のおかげなのです。

 

経営側幹部たちは我が身安泰の為、情報を小出しにし、遠く離れた東京から出てきませんでした。

 

お願いです皆さん

祈って下さい!

皆さんの祈りを

作業が成功するように祈って下さい!

皆さんの想念を送って下さい!

 

今日 放水作業が無事終わりました。

明日の作業も成功するように。

隊員たちが無事であるように。

祈って下さい!

 

どうかお願いします!

そして家族、友人、仲間、一人でも多く方に知ってもらい祈ってほしいので伝えて下さい!

お願いします!

 

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★新規購読者の皆様へ!
はじめまして!RPE発行者北野です。RPEのモットーは、
1、わけのわからない世界情勢を世界一わかりやすく解説する。
2、でも、きれいごとは一切言わない。です。
世界の裏側で起こっていることを、あなただけにこっそりお教えします。
これは、国連・世銀・外務省・政治家・ファンド・社長さん軍団・大企業幹部・起業家等々が内緒で読んでいる、秘伝のメルマガです。
友人知人には、このメルマガのこと絶対秘密にしておいてください。
3、RPEの広告は、北野が実際に購入した製品とは限りません。必ず★HPを熟読され、★自己責任で決定を下してください。
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○メールマガジン「ロシア政治経済ジャーナル」
発行者 北野 幸伯

Copyright (C) RPE Journal  All Rights Reserved. 358

 

======= (ここまで) =======

 

 

40年前の吹奏楽演奏会

  • 音楽
40年前の吹奏楽演奏会

街の電気量販店で、「TAPE EXPRESS」というものを見つけた。どうやら、カセットテープの音源をmp3形式に変換するハードウェアだということが理解できた。

 

自宅には、昔のカセットテープがいくつかある。特に、高校時代に録音した吹奏楽の演奏会のカセットテープがあったので、いつかは、これを聴きたいとおもっていた。そのハードウェアの値段が手頃であり、いままで貯めていた「ポイント」も使えたので、思い切って購入してしまった。

 

そして、昔の(40年前の)カセットテープをデジタル音源に変換しようと試みたのであった。

 

TAPE EXPRESSというカセットテープからmp3形式のファイルに変換する装置

 

まず、別の音楽テープで、練習を兼ねて、変換を試みた。説明書の手順どおりに行えば、特に問題ないようである。

 

12曲入りのカセットテープから、mp3形式のファイルを12個取り出すことができた。

 

で、次に本番のテープである。同様にやってみようとしたが、問題が発生した。このテープは、過去に不具合があって、何回か補修した記憶がある。何か所か補修してある部分があった。

 

当時のコンパクトカセットテープ、テープが切れやすかった

 

実際、変換をはじめてみたが、その補修部分でテープが切れたり、ホイールにからみあったりして、なかなかうまくいかない。何十年も経過しているのだから、しかたないのだが、カセットテープのねじをはずして、切れたテープを糊でつないだりして、ようやく、何回かに分けて、mp3ファイルに変換することができた。

 

いざ、できあがったものを聴いてみると、とてもなつかしいものであった。

 

高校3年の文化祭のときに、吹奏楽部の演奏会があり、友人からカセットテープレコーダを借りて、録音したことを覚えている。

 

当時は、まだカセットテープレコーダは、世の中に商品として出現したばかりの頃であったとおもう。録音の主流は、まだ、4インチ/6インチのリールテープであった。

 

曲目は、当時の流行していた曲も含めて、次のとおりであり、ところどころに各楽器パートの紹介が入っている。録音状態はあまり良くない。当時のカセットレコーダのマイク集音のため、多少、雑音があり、また、テープの破損などがあり、修繕を繰り替えしたため、途中、欠落箇所がいくつかある。

 

1 希望

2 空よ

3 マンポNo.5

4 西部の人々

5 闘牛士のマンポ

6 手紙

7 コンテンポラ

 

ここに、ファイルを掲載したので、興味をお持ちの方はぜひ一度聴いてみていただきたい。そのころ、高校生て゜あった自分自身に重ね合わせて、いろいろな想い出とともに懐かしさがこみ上げてくる。そういえば、こんな時もあったなと。

 

 

■昭和45年度恒高祭吹奏楽演奏会
(1970年11月14日、新潟県立有恒高等学校吹奏楽部)

 

https://fp46.net/alumni/y1970/

 

(2011-2-20)

 

 

まちかどで聴いた「myk」のうた

  • 音楽
まちかどで聴いた「myk」のうた

2月のある日の夜のことである。所用でM駅の駅前を通りかかったとき、たまたま、ある一人の女性ボーカリストが路上でライブを行っている場面に出くわした。よくある光景である。

 

いつもなら気に留めずに、そのまま足を進めるのだが、その日は違った。なぜか、彼女の歌声に引き寄せられるような気がして、足を止めてしまった。よくとおる澄んだ美しい声、ちょっとこぶしがかかっているが、すばらしい歌声であった。そして、ほんの数曲だが、立ち止まって聴いてしまったのであった。

 

 

彼女の名は、「myk」(みゆき)とのこと。名古屋出身だそうだ。手製の名刺を、曲の合い間に配っていた。私もいただいた。

 

はじめて聴く曲ばかりではあったが、どこかで聴いたことのあるような、心に共鳴するものもあったのだ。

 

4〜5曲は聴いただろうか。最後にうたった歌(曲名はわすれてしまったが) は、なかでもいちばん心に残った。天国にいる母によびかけているような感じのタイトルだった。

 

たちどまって、いっしょに聴いていた人たちも、その曲はすばらしいといっていた。CDを、その歌で出したら、きっと売れるだろうとおもったのであった。残念ながら、まだ、CD化はされていないらしい。

 

路上ライブのその場所に、CDや冊子がおいてあった。なんだろうと、おもっていたが、そのとき、手製の雑誌(冊子)を紹介された。てづくりの限定品とのこと。ひとつ買い求めた。中に、CDが入っており、そこに、DEMO(デモ)として、2曲が収録されていた。

 

 

 

 

自宅に帰って、その曲を聴いてみた。いいね.......。「myk」のうたは、心に響くものがある。

 

インターネットで調べてみたが、the emotion というグループに属していて、そのvocalを担当しているというようなことが書いてあった。でも、その日付は2009年だし、最近はどうもよくわからずじまい。ただ、「myk」のブログは、頻繁に更新されているので、いまも、たぶん活動をつづけているのだろう。2009年当時は、「エレジー」というグループ名だったようで、YouTubeにも何曲かPV(プロモーションビデオ)が投稿されていた。

 

ライブハウスなどでも歌っているとのこと。いろんなところ(地域・駅前?)で活動をされているようなので、またどこかで会えるかもしれないね。ますますの活躍を期待したい。

 

ホームページ(携帯電話でもアクセス可能)は、http://the-emotion.com/

 

また、「myk」のブログサイトは、http://ameblo.jp/emo-myk/なので、ご参考まで。ちなみに、このときのことが載っている。

 

(2011-2-14)

 

 


COMMENT:
AUTHOR: myk
EMAIL: mail@the-emotion.com
IP: 114.48.189.210
URL: http://the-emotion.com
DATE: 02/25/2011 16:19:00
ふるさんっ!!
はじめまして!!
先日町田駅前で路上ライヴをやっていたmykです!!
ネットサーフィンをしていたらふるさんのブログに辿り着きました!!

 

記事読ませていただきました!!
ありがとうございます!!
すごくうれしいですっ!!!

 

路上ライヴをやっていると
いろいろへこんでしまう時もあるんですが、
ふるさんの記事に頑張るパワーをもらいました!!
ありがとうございます!!
また今日から頑張れますっ!!

 

また町田にも路上ライヴしに行こうと思っているので、
見かけたら声かけてくださいね!!

myk
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COMMENT:
AUTHOR: ふる
EMAIL: mail@mail.com
IP: 119.171.36.248
URL:
DATE: 03/05/2011 09:56:04
mykさん、このサイトにご訪問ありがとうごさいます。あのときの最後に聴いた曲、とても良かったです。もう一度聴きたい。そうおもっています。
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ミニヨンと「君よ知るや南の国」

  • 音楽
ミニヨンと「君よ知るや南の国」

ふとしたきっかけで、ゲーテのこの詩を想い出していた。

 

それは、中学校時代のある日のことであった。親戚の家にお邪魔したとき、そこの本棚に、学生向けの小説の全集がおいてあった。そこの娘さんは文学少女だったのかもしれない。その本の中のひとつに、「少女ミニヨン」という題名の小説があったのである。薦めに応じて、しばらくその本を借りて読んだことを覚えている。

 

話のあらすじは、よく覚えていなかったが、中に掲載されていた詩のタイトルだけは、記憶の片隅に残っていた。それは、「君よ知るや南の国」であった。もともとの原作の小説のタイトルは「ウィルヘルム・マイスターの修行時代」ということだが、どうも邦訳の「少女ミニヨン」のほうが覚えられやすいらしい。

 

いろいろ調べてみて、昔の記憶を想い出したのだが、主なあらすじは、次のようである。

 

幼い頃に誘拐された少女ミニヨンは、ジプシーの旅回りの一座一行とともに、旅を続けるが、ひどい仕打ちにあわされていた。たまたまその光景を見ていた青年将校のウィルヘルムは、ミニヨンを救う。そして、ミニヨンは自分の身上を語りはじめ、生まれた国で聴いた歌を歌う.......。

 

君や知る、レモン花咲く国、

暗き葉かげに黄金のオレンジの輝き、

なごやかな風、青空より吹き、

銀梅花は静かに、月桂樹は高くそびゆ。

君や知る、かしこ。

かなたへ、かなたへ!

君と共に行かまし、あわれ、わがいとしき人よ。

 

君や知る、かの家。柱ならび屋根高く、

広間は輝き、昼間はほの明るく、

大理石像はわが面を見つむ、

かなしき子よ、いかなるつらきことのあるや、と。

君や知る、かしこ。

かなたへ、かなたへ!

君と共に行かまし、あわれ、わが頼りの君よ。

 

君や知る、かの山と雲のかけ橋を。

騾馬は霧の中に道を求め、

洞穴に住むや古竜の群れ。

岩は崩れ、滝水に洗わる。

君や知る、かしこ。

かなたへ!かなたへ!

わが道は行く。あわれ、父上よ、共に行かまし!

 

実は、最近、この詩のことを調べていくうちに、これが「ミニヨンの歌」として、ミュージカルとなり、上演されていたことを知った。フランスの作曲家アンブロワーズ・トマ Ambroise Thomas (1811-1896) により、歌劇(オペラ)にまでなり、最近では、天地真理(あまちまり)がミュージカルで歌唱している。(実際、YouTubeで見られるものもあった。)

 

この中にでてくる「南の国」は、「故郷」のことであり、故郷を離れて、旅を続けなければならない境遇にある少女ミニヨンのあこがれ(憧憬)を指しているものとおもう。ドイツの詩人ゲーテの作だが、ものすごいインパクトのある詩であった。

 

ジプシー(ロマニーというのが正しいらしいが)もまた、放浪の旅を続けている。そんな時代のできごとに、いまさらながら想いをめぐらせている。

 

(2011-1-4)

 

 

(追記)

 

この「ミニヨンの歌」「君よ知るや南の国」の詩は、もともとはゲーテのドイツ語の詩であったが、歌劇(オペラ)は最初にフランスの作曲家により、フランス語で作られている。また、その後も、オペラやミュージカルがつくられているが、訳詩もいくつかバージョンがあるようである。

 

ゲーテ「ミニヨンの歌」

 

→ こちらのテキストを参照して下さい。(Mignon)

 

 

(References)

 

この記事を書くにあたって、次のサイトを参考にさせていただきました。歌劇(オペラ)や、ミュージカルのあらすじなども紹介されています。

 

http://anotoki.seesaa.net/category/6091736-1.html

 

http://shisly.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/post_3e3f.html

 

http://blog.goo.ne.jp/emerald_plum/e/cda5e85aa46b763581498a28fb13c510

 

http://homepage3.nifty.com/tbd-bake6022/midi/mignon.html

 

http://ww4.enjoy.ne.jp/~aqua98/opera/mignonR2.htm

 

 

習志野高校・吹奏楽部の定期演奏会

  • 音楽
習志野高校・吹奏楽部の定期演奏会

久しぶりに、吹奏楽の生演奏を聴く機会をいただいた。しかもそれは本格的なものであった。

 

11月の終り、高校時代の先輩、友人に誘われて、習志野文化ホールで行われた習志野高校吹奏楽部の定期演奏会に足を運んだ。なんと部員は192名もいるという。吹奏楽部の部員とその協力者の方々の織りなす音楽の音色とハーモニーは、本当にすばらしいものだった。とても高校生とはおもえないようなプロの立派な演奏会であった。

 

私は、最近では、久しぶりに、このような定期演奏会に出会ったのだった。

 

定期演奏会のパンフレット

 

実は、遠い昔にこのような吹奏楽の演奏を聴いたことがある。それは、私が高校生のとき、たまたま知り合った先輩から誘われて入部した吹奏楽部にいたときのことであった。

 

私が在籍していた当時の高校の吹奏楽部のレベルは決してトップではなかったが、それでも県大会に出場し、入賞するくらいのレベルだったとおもう。みんな、放課後のひとときを各自のパートの楽器の練習にがんばっていた。私も、微力ながら、あるパートでお手伝いをしていた。

 

県大会では、特別奨励賞だったかなにかの賞を高校の吹奏楽部としていただいたような記憶をもっている。

 

そんな体験を頭の片隅に秘めながら、習志野高校の吹奏楽部の演奏を聴いていたのであった。

 

習志野高校の吹奏楽部の演奏会は、さすがに人気が高いだけあって、うなづけるすばらしいものだった。

 

まず、吹奏楽の演奏会は、第一部で充分堪能できた。

 

第一部の全体での演奏、パートごとの演奏、交代準備の時間に披露された各自の得意な小楽器での演奏、など、どれをとってもレベルが高い、聴き応えのあるものだった。

 

そして、第二部では、いままでみたことのないプラックライト寸劇「オズの魔法使い」をはじめ、学芸会や演劇の発表会をおもわせるような演出の数々で、まるで、文化祭のようであり、さらに楽しませてもらった。

 

ジャズもよかった。馴染みのある「A train」や「Swing, swing, swing」など、いっしょになって楽しんだひとときであった。

 

パンフレットより

 

第一部の生演奏はもとより、第二部で見られたような演劇の役者さん、うたごえ、おどり(ダンスというべきか)、そして、観客と一体になって作り上げる音楽劇など。

 

高校生のパワーに驚嘆させられたのであった。どれを取り上げても、すばらしいのひとことに尽きる。

 

指揮者とともに、部員の192名が作り出す舞台には、これからの躍進を想起させるなにかがあった。

 

習志野高校の吹奏楽部定期演奏会は、とても人気の高いものだそうだ。入場チケットもなかなか取れにくいらしいが、今回、これらを手配し、誘って下さった先輩諸氏に、とても感謝している。

 

(2010-12-11)

 

 

◆習志野市立習志野高等学校吹奏楽部ホームページ
(Narashino High School Symphonic Band Homepage)
http://www.nhssb.net/