年別:2011年
  • 体験
放射線の「こわさ」

先日、私の母校である高校の関東地域での同窓会があり、出席させていただいた。会に先立って、東京大学環境安全本部の飯本武志先生の『「放射線」のはなし』という題での講演があった。そこで、ひととおり、お話をうかがい、また、参加者からもたくさんの質問がでて、関心の高さをあらためて認識した。

 

→  飯本武志先生の『「放射線」のはなし』

 

いまでこそ、話題に新鮮味がなくなったせいか、放射能の汚染の問題については、テレビや新聞ではあまり取り上げられなくなったようだが、実際にインターネットで情報収集してみると、知られていないことも多々あるようで、まだまだ、油断はできないな、とおもうこの頃である。

 

放射能の人体に与える影響は、いろんなところで解説されているので、過剰に不安になることはなく、冷静に判断していただければよいとおもう。

 

今回は、私自身の「放射線」との関わりについて、記してみたい。

 

いま、問題になっている「放射能」とは、少し分野が異なるかもしれないが、「エックス線」というものを私は仕事で使っていたことがある。

 

材料の構造解析のために、X線回折という手法を使って、結晶の型や性質などを調べていた時期があった。

 

ごぞんじのように、X線は放射線の一種で、使うためには、特別な管理をしなければならない。

 

X線装置を扱うためには、法令によって、「作業主任者」を選任する必要があり、自分自身が資格を取得するために、放射線関係の物理や化学、また法律・法令などの勉強をさせていただいていた。もう30年以上も前のことである。

 

そのときに、いろんなことを学んだのだが、当時の指導者からいちばん言われていたのは、「放射線は後になって効いてくる」ということであった。

 

材料の構造解析をするために、X線回折装置をうごかすのであるが、もちろん、装置の周囲は、鉛入りの壁と特殊ガラスで被われていた。

 

鉛はすべての放射線を出す物質が崩壊して最後にたどる物質の姿で、また、鉛の壁は、放射線を吸収し、減衰させる。

 

X線装置のX線源のシャッターを開閉するときが、いちばん管理者として緊張したときであったことを、いまでも覚えている。

 

定期検査ももちろん実行されていた。毎月だったか、X線回折装置の周囲の特定地点にて、放射線量をシンチレーションカウンタで測定するのである。自分自身がエックス線作業主任者として、測定し、報告する義務を負っていた。

 

また、作業する人は、私も含めてすべて作業時に、フィルムバッジというものを着用し、被爆線量の計測を行なっていた。そして、作業している人には、定期的な採血検査もあった。

 

CuKαを使用する軽微なX線でさえ、このような厳重な管理を行なっていたのである。

 

放射線は、「後になって効いてくる」といわれるが、どうなるのだろうか、正直いってよくわからない。ただ、いまもって健康でいられることに感謝している。

 

(2011-7-10)

 

 

□ 原発事故関連のサイト □

 

ここでは、インターネットで閲覧できる原発事故関連のサイトをご紹介します。参考にしていただければ幸いです。ただ、さまざまなレベルの記載があるため、事実、解釈、意見などが混在している恐れがあります。ですので、これらの内容に関しては、あくまでも自己責任で判断をお願いいたします。

 

 

◆ 中部大学・武田邦彦教授のWEBサイト

→ http://takedanet.com/

 

◆ 東京を含む広域の放射能汚染状況予想図

(福島) http://onihutari.blog60.fc2.com/blog-entry-49.html

(チェルノブイリ) http://onihutari.blog60.fc2.com/blog-entry-19.html

 

◆ 放射性セシウム含む汚泥の焼却灰の肥料利用について(小出裕章先生)

→ http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/07/01/tanemaki-jun-30/

 

◆ 都の水道水から放射性セシウム、ごく微量、約2か月半ぶり

→ https://www.j-cast.com/2011/07/06100672.html

 

◆ 空間放射線量が4月以来の上昇(群馬)

→ http://mainichi.jp/area/gunma/news/20110706ddlk10040538000c.html

 

◆ 放射線についての基礎知識と安全に関して(応用物理学会)

→ http://annex.jsap.or.jp/radiation/20110317.html

 

 

□ 新潟県立有恒高等学校同窓会・東京支部総会 □

→ http://myfootprint.sitemix.jp/y2011/

(閲覧は、サイト管理者までご連絡下さい)

 

 

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  • 特集
「朝鮮語(韓国語、ハングル)」との関わり

朝鮮語(韓国語、ハングル)は、お隣りの国のことばであり、数年前に大ブレークした韓流ドラマの影響もあり、学習者も多いといわれるが、なかなか私には勉強する機会がなかった。ただ、文字をみていると、要素の組み合わせであって、すぐにでも読めそうな気がしてくるから不思議だ。

 

手元に古びた朝鮮語の教本がある。それはガリ版刷の紙ひもで綴じられたもので、ところどころに鉛筆で書き込みがある。相当、古いものだ。書き加えられている名前から判断して、おそらく、私の祖父が、少年時代に、勉強したときのものであろうと推察される。

 

「朝鮮語」と書かれた教本の冊子

(内容はこちら(korean.pdf)を参照下さい。)

 

 

当時は、戦前で、まだ朝鮮半島が日本の植民地の時代で、そこに私の祖父は兵役で勤務していたものとおもわれる。

 

残念ながら、私自身は朝鮮語(注1)はできない。諺文(おんむん)とよばれていたハングルもまだまだ読めるまでにはほど遠い。

 

でも、先人たちは、なんとかしてコミュニケーションをとろうと、必死に朝鮮語を勉強していたのだということがよくわかる。

 

朝鮮語の歴史は、15世紀に李氏朝鮮の世宗(せじょん)大王により訓民正音として文字が公布されるまでは、資料が少ないとのことで、てかがりがほとんどないそうだ。ただ、語順、単語の構造、敬語など、日本語にもっともよく似たことばとして、興味は尽きない。

このあたりは、「世界のことば」に良い解説がある(注2)。

 

 

古代朝鮮語については、「人麻呂の暗号」の中に、万葉集の句を古代朝鮮語で読み解くという斬新な試みがなされている(注3)。この試みもなかなかおもしろいものだとおもった。言語学的にも興味のあるものだ。

とはいえ、肝心の朝鮮語ができないことには話は進まないものである。

 

(2011-5-23)

 

 

(注)

1. ここでいう「朝鮮語」とは、朝鮮語、韓国語、ハングルなど種々の呼称があるものを総称して指しています。

2. 世界のことば (朝日選書) 発売元:朝日新聞社 発売日:1991年10月。

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世界のことば (朝日選書)

3. 人麻呂の暗号 (新潮文庫) 発売元:新潮社 発売日:1992年11月。

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人麻呂の暗号 (新潮文庫)

(ただし、いずれも絶版で、現在、新品を入手するのは難しい。)

 


 

海外に行かれる方には必須です。

これは、もう二十年以上も前の、私の経験談ですが、米国のニューヨークで、ホテルにチェックインしようとして、トラベラーズチェックを使おうとしたら、別の窓口に連れていかれて、いろいろと書類を書かされました。

けれど、隣の窓口で、カードでチェックインしている人たちはスムーズにごく短時間にチェックインできているのです。その時、あらためてカードの持つ信用力を実感させられました。

それ以来、私は、種々の支払いはできるだけひとつのカードで行なっています。

 

 

  • 体験
3月14日の友人へのレター

あれから、50日を迎えます。3月11日の震災は、多方面に多大な影響を与えました。そして、いまなお、その余震が続いています。また、福島原発の状況は一進一退ですが、まだまだ予断を許さない状況だとおもわれます。

 

放射能の知識について書かれた記事は、いまでこそ、たくさん出ているようになりましたが、私は、次の2点をご紹介したいとおもいます。

 

ひとつは、放射線についての基礎知識と安全に関することについて、応用物理学会(私も所属していますが)の放射線分科会が書かれた、一般の方々を対象としたわかりやすい記事があります。放射線には、アルファ線、ベータ線、ガンマ線などがあり、このガンマ線に特に注意すべきこと、また、一般に放射能というのは、ある物質(例えば沃素など)がこの放射線を出す「ちから」を示すものであることなど、わかりやすく書かれていますので、ぜひご参照下さい。


http://annex.jsap.or.jp/radiation/20110317.html

 

もうひとつは、「放射能から身を守る方法」という無料の「e-book」です。これも、皆様に、ぜひお読みいただきたいとおもっています。


http://mailzou.com/get.php?R=34194&M=17898

 

この「e-book」は、私もダウンロードして読み終えました。この中では、最悪の事態を想定してかかれているためか、多少sensationalな記述もありますが、有用なことも多くのっており、知っておいてそれに越したことはないとおもっています。

 

作成されたのは、中松裕太さんという方です。中松さんは、次のようにいっておられます。

 

「私自身が、この「【MDR】放射能から身を守る方法」を執筆しようと思ったきっかけは、自分自身が、放射能の恐怖に怯え、そこから逃れるための対策などを勉強・研究しはじめたのがきっかけでした。そして、そうこうするうちに、この情報を求めている人は、私以外にも、多くいるのではないか?これを体系的に、情報としてまとめて発信すれば、多くの人に役立つのではないか?そう考えるに至りました。」

 

専門家ではない一般の人の目線からの記事ですので、また別の意味で有用だとおもわれます。現在、そして近い将来に想定される状況に対処するためにも、ぜひお読みいただきたいとおもっています。

 

きょうは、最後に、震災発生後3日めの3月14日に、ひとりの友人にあてた私のレターをご紹介します。

 

「○○様、ごぶさたしています。今回の地震は、おもった以上に大きく、テレビなどで被害が報道されるにつれ、その影響の大きさにショックを受けています。

 

私は、11日の地震発生当時、職場である○○の18階だてビルの13階にいました。高層ビルの事務所ですので、地震があると多少は揺れるのですが、今回のようなのは、はじめてでした。まるで船に乗っているような横揺れでした。すぐに家族と連絡をとろうとしましたが、近くにもかかわらず電話がまったくつながらず、携帯メールでようやく連絡がとれ、互いの無事を確認することができました。11日は、その後、電車がまったく動かなかったので、私は会社の仲間と会社の事務所で夜を明かして、12日の午前に動き始めた電車でようやく帰宅しました。幸いなことに、自宅は大丈夫でした。

 

私の友人のひとりで福島に住んでいる人は、13日夜まで連絡がとれませんでした。ようやく昨夜、メールで無事を知ったしだいです。停電がようやく復旧したものの、いまだ断水が続いているとのことです。

 

13日は、近くの電器量販店へ、電池を買いに行ってきました。単2、単3、単4はどうにか入手できたのですが、単1電池は売り切れで、工場が止まっているとのことで、入荷はいつになるか分からないとの店員の返答でした。

 

14日は、東京電力が計画停電を実施するとのことで、その一環としてでしょうが、JRの東京圏内のほとんどすべての路線が運休になり、いったん朝、会社へ向かったものの自宅に引き返し、待機することとなりました。

 

立ち寄ったコンビニでは、おにぎり・弁当・パンなどはまったくなく、お店も、計画停電の影響でお休みのところがほとんどでした。

 

しばらくは大変な状況が続くとおもいますが、○○さんもお気をつけて、お過ごし下さい。」

 

(2011-3-14)

 

あれから、50日を迎えます。状況は少しずつ改善されているものの、まだまだ長い道のりです。いまは、早い時期の復興を願いながら、自分たちにできることを、少しずつ、精一杯、やるだけです。

 

もう4月も終わり、桜も葉桜になってしまいました。

 

(2011-4-30)

 

ノートPCをデュアルブートし、無線LANで使用する方法

今回は、ノートPCまたはネットブックと呼ばれる小型のPCをデュアルブートして、しかも無線LANで使うときの方法と注意点を、私の体験をもとに書いてみようとおもう。

 

いま私が使用しているPCは、ノートPCをメインに、ネットブックPCをサブとして使用している。

 

これまで使用してきたノートPCは、IBMのThinkPad X20という、もともとwindows98がOSとして搭載されていたもので、そのメモリ(RAM)を64+64=128MBから64+256=320MBに増設して、これまで使用してきた。だが、メモリが320MBでは、動きが遅く、特にWindowsは起動時に時間がかかり、たまにおかしな音も発するようになってきたので、交換を考えていた。

 

たまたま、中古のPCで、IBMのThinkPad R52というものが安価(14,700円)で売り出されていたので、入手した。これを少し改造して、メインのPCとして使おうと考えたのである。

 

0. はじめに

 

改造するときにPCに必要な条件として、(1) メモリが最低でも1GB以上あること、(2) OSのデュアルブートができること、(3) 無線LANが使えることを念頭においた。

 

ThinkPad R52はメモリが1GB搭載されていたので、まずメモリに関しては問題なさそうだった。また、IBMの製品なので、デュアルブートは、過去に経験済みである。

 

あとは、無線LANが使用できるかということだが、ThinkPad R52は、もともと無線LANは付属していないタイプである。だから、外付けで無線LANのカードなり、アダプタを付加してあげることが必要だった。

 

また、無線LANが使えるかどうかについてはOSとして、どれを選択するかが問題であった。

 

以下は、私が行なった手順を記したものである。

 

1. OSの選択とインストール

 

さて、まず、OSを選択しなければならない。私はここで、ひとつは、Windows XP SP3を選択した。Windowsでなければ動かないソフトウェアがあるからである。

 

もうひとつは、LinuxのディストリビューションのひとつであるFedora14を選択した。

 

理由はいくつかあるが、Fedoraの9、11は、これまでネットブックのCartina UMで使った経験があること、その最新バーションのFedora14ならば、それほど大きな問題はないだろうと、おもったので選択したのであった。

 

ハードディスクは、新しいものを用意した。といっても、中古品であるが。

あらかじめ、パーティションを設定し、いくつかの領域に区切っておく。例えば、Windowsシステム領域、Linux領域、データ領域などである。ここで使用したソフトはAcronis PartitionExpert Personalで、CD-ROMからPCを機動させて操作を行なった。

 

次に、Windows のインストールを行なう。できる限り、ハードディスクの先頭領域にインストールするのがいいとおもわれる。Windowsのインストールについては、特に問題はないとおもう。

 

その次に、Fedora14のインストールを行なう。

 

私が行なった方法は、イメージファイルをあらかじめダウンロードし、それをCD-Rに焼き付けを行なって、準備しておいた。そのCD-Rを用いて、ハードディスクのLinux領域にインストールを行なったのである。

 

ここで、注意することは、GRUBのインストールを行なう場所である。

 

Fedoraの場合、GRUBをインストールするのだが、この設定はデフォルトでは、ハードディスクのブートセクターとなるとおもうが、私が行なったときは、ここではなく、あらかし゜め分割して作成したLinux領域の先頭を指定した。(これが良いかどうかはわからないが、いずれ、MBMでOSの切り替えを行なうのでどちらでも良いかもしれない。)

 

さて、ここまで行なうと、一応、WindowsとLinuxの両方がインストールされた状態になる。ここで、Linuxのシステムが、先にインストールしたWindowsを認識していてくれれば問題ないのだが、Fedora14の場合は、それができていなかった。

 

そこで、次に、ブートマネジャーをインストールすることになる。

 

2. マルチブートマネジャー(Multi Boot Manager、MBM)のインストール

 

MBMは、あらかじめインターネットのサイト http://elm-chan.org/fsw/mbm/mbm.html からダウンロードし、フロッピーディスクにインストールしておく。

 

そして、PCをフロッピーディスクから起動し、MBMをインストールするのである。(なお、サイトを見ると、最近、CD-Rのイメージファイルも提供されているようである。)

 

一回、これをインストールすると、ハードディスクのブートセクターを上書きしない限り、何回Linux側のOSのインストールを繰り返しても、MBM自体は残っている。ただし、Windowsを再インストールすると上書きされ、消えてしまうので注意が必要である。(消えてしまった場合には、MBMを再インストールすれば良い。)

 

ここまで行なうことによって、まず、起動時にOSの選択ができるようになる。Windows (XP)あるいはLinux (Fedora14)が選べるのである。

 

3. 無線LANの設定とインターネットへの接続

 

その次に、必要なことは、PCをインターネットに接続し、必要なアップデートを行なうことである。

 

ただ、その前に、無線LANでの接続を考えているので、まずは、無線LANを設定する必要がある。

 

今回入手したIBMのThinkPad R52には、無線LANがないので、最初にPCMCIAの無線LANカードを試してみた。Windowsの場合は、ドライバをインストールして設定すれば、それほど問題ではないと思われた。だが、入手したR52のPCMCIAカードのインターフェースが非常に不安定で、信頼のおけないことが判明した。カードを別のメーカーのものに変更しても不安定さはかわらなかったのだ。要するに、PCMCIAカードは使えないということである。

 

そこで、USBタイプのアダプタを入手し、これでまずWindows上で設定を行なった。

 

私が使用したアダプタは、プラネックスコミュニケーションズ株式会社(PCI)製のGW-USNano2-Mという無線LAN USBアダプタである。

 

 

Windows上では、比較的簡単に設定を行なうことができた。製品に添付されているドライバソフトを使う。この製品はUSBタイプだが、安定して使用することができたのだ。自宅では、無線LANのアクセスポイントをルーターの次に配置している。ここの設定条件をPC側のアダプタに設定することによって、インターネットに接続できるようになった。これで、Windowsや他のソフトのアップデートができるようになった。

 

さて、次は、Linux (Fedora14)側の設定をしなければならない。このためには、GW-USNano2-Mが、どのようなICのチップを用いているかを調べ、それに合ったLinuxのドライバソフトをインストールする必要がある。

 

このサイト(https://www37.atwiki.jp/linux_kai/pages/52.html?guid=on) にある゛情報によれば、使用されているRF-ICチップは、RealtekのRTL8192CUとのこと。

 

これをインターネットで検索したところ、次のところにあることがわかった。

 

RTL8188CUS_v2.0.1212.zip(このファイルの中に同梱されている)
http://download.wireless-driver.com/driver/Realtek/RTL8188CUS/RTL8188CUS_v2.0.1212.zip

 

または、

 

RTL8192CU_linux_v2.0.1324.zip
http://218.210.127.131/downloads/RedirectFTPSite.aspx?SiteID=1&DownTypeID=3&DownID=918&PFid=48&Conn=4

 

これをダウンロードし、展開してインストールを行ない、いったん、PCを再起動させる。すると、無線LANが使えるようになった。

 

ここまでくれば、あとは、必要なアップデートを行なうのみである。

 

4. 最後に

 

以上は、私がIBMのThinkPad R52を入手し、無線LANアダプタとしてPlanexのGW-USNano2-Mを用いて、Windows(XP)およびLinux(Fedora14)の両方で、インターネットに接続するまでの経過を記したものである。

 

PCのデュアルブートは、無線LANを使う場合、設定に少し手間がかかるが、この方法が少しでも参考になれば幸いである。

 

(ご注意: ここに述べた方法は、筆者が行なった経験を参考として記述したものです。当然ですが、実施はあくまでも自己責任で行なって下さい。この方法を実施した結果については、筆者・サイト管理者はいかなる責任・義務も負わないものとします。)

 

(2011-3-21)

 

  • 特集
「東北地方太平洋沖地震」に関して

今回の地震、みなさまのところは、だいじょうぶでしたでしょうか?

 

今回の地震は、おもった以上に大きく、テレビなどで次々に、被害が報道されるにつれ、その影響の大きさにショックを受けています。ご無事であることをお祈りしています。

 

被害に遭われた方々には、心からお見舞いを申し上げます。

 

どうか、心をいっそう強くもたれて一日も早くお元気に、復興をなされるようお祈り申し上げます。

 

別のサイトに次の記事を書きました。よろしければ、ぜひごらん下さい。

 

◆「いま、私たちにできることを.....義援金サイト」

→ http://ameblo.jp/newfootprint/entry-10829524181.html

 

◆「日本のために死地へむかう父」 (紹介記事)

→ http://ameblo.jp/newfootprint/entry-10836724898.html

 

(2011-3-21)

 

 

以下、当時の記事を引用します。


◆「いま、私たちにできることを.....義援金サイト」

 

今回の地震、みなさまのところは、だいじょうぶでしたでしょうか?

今回の地震は、おもった以上に大きく、テレビなどで
次々に、被害が報道されるにつれ、
その影響の大きさにショックを受けています。
ご無事であることをお祈りしています。

被害に遭われた方々には、心からお見舞いを申し上げます。

どうか、心をいっそう強くもたれて一日も早くお元気に、
復興をなされるようお祈り申し上げます。

私にも何かできることはないだろうか?と考えた結果、
微力ながら募金を行うこと、募金サイトを連絡すること。
これであれば私でも可能です。

私は、何人かの方のメールマガジンを拝読していますが、
この中に、こんな文面がありました。

---------------------------------------
今、私たちにできることは、

■「義援金」を正しい所に送ること。
■その活動をネットを通じて呼び掛けること。
■自分たちも救援される側に回らないように
 自分たちの身の安全を守る為の備えをすること。
■被災地の方へ励ましのメッセージを送ること。

この4つだと思います。
---------------------------------------

確かにそのとおりだと思います。

被災者の皆様への義援金は、
個人でも義援金を呼びかけることができるサイトもあるようです。

ここには、何人かの著名人がよびかけを行っておられます。

http://justgiving.jp/ 
http://justgiving.jp/c/1765 
https://justgiving.jp/c/1746 

また、すでに信頼できる機関が義援金を募っておりますので、
義援金の募金ができるホームページをお知らせします。
(普通の募金、アイテム購入など)

内容については全てがきちんとした企業なので、大丈夫だと思いますが
最終的には、ご自身でのご判断をお願いいたします。

内容は3/13午前9時現在のものです。
*************************************************************
■Yahoo! 基金
Yahoo!ウォレット(500~10万円、募金すると専用の壁紙をダウンロード可)、
もしくはYahoo!ポイント(1~10万ポイント、1ポイント1円換算)。
http://volunteer.yahoo.co.jp/donation/detail/1630001/index.html

■GROUPON
一口200円。
ユーザーから募金に対し同額をグルーポンも拠出するため、
実際は一口あたり400円。
http://www.groupon.jp/cid/7995/dtype/main

■nifty
壁紙を購入すると、その売上げが全額募金に回される。
購入金額は、525円/1050円/3150円/5250円/1万500円。
http://donation.nifty.com/tokusetsu/

■goo
募金にはgooIDが必要。
壁紙を購入すると、その売上げが全額募金に回される。
金額は100円/500円/1000円/5000円/1万円。
支払い方法は、クレジットカード/ちょコム/楽天銀行。
http://special.goo.ne.jp/donation_earthquake/

■T-SITE
TSUTAYAカードのTポイントで募金可能。1ポイント単位、1ポイント1円換算。
http://tsite.jp/donation/index.pl?xpg=PCTC0202&bokin_id=88&scid=bokin999

■ソフトバンクモバイル
「白戸家のお父さんデジタルコンテンツ」を購入すると、
その売上げが全額寄付される。商品は105円/315円/525円。
購入方法は、
「Yahoo!ケータイ」トップページ→「お知らせ」→「東北地方太平洋沖地震義援金受付」で、
「白戸家のお父さんデジタルコンテンツ」を選択。
なお、ソフトバンクでは、
ソフトバンクチャリティダイヤル「*5577」も用意しており、
こちらの音声メッセージを聞いて募金することもできる。

■mixi
募金向けミクコレ「支援ミクコレ」を販売。
50pt(50円)と100pt(100円)で2種類ずつ。
なお、支援ミクコレでは、ユーザーからの募金額と同額をミクシィが拠出するため、
実際は50ptで100円、100ptで200円が募金される。mixiモバイルからのみ利用可能。

■GREE
GREEのオリジナルアバター「GREEボランティア」を購入すると、
その売上げが全額寄付される。金額は、100~1万ゴールドの間で任意に選択可能。
1ゴールド1円換算。
http://www.gree.co.jp/news/press/2011/0312.html

■モバゲータウン
災害義援金向け専用アバターを販売。
その売上げが全額募金に回される。購入方法は、
モバゲータウンのトップページで「災害義援金を募集しています」をクリックし、
モバゲー募金コーナーで「義援金用アバター」を選択。
金額は、100円/500円/1000円から選べる。
http://yahoo-mbga.jp/announce/7969

■アメーバピグ
アメーバピグで募金対象アイテムを販売。
10アメゴールド(10円)から購入できる。
同アイテムを購入すると、
その同額をサイバーエージェントも拠出するため、
実際には倍額が募金されることになる。
購入は、アメーバピグの中で、
おでかけエリアから「地震情報交換」エリアを選択。
各エリアに設定されているアイテム販売機から行える。
http://ameblo.jp/pigg-staff/entry-10827716684.html

■ハンゲーム
ハンゲームの被災地支援アバターアイテムを購入すると全額が寄付される。
アバターアイテムは100円。男性用/女性用のTシャツがそれぞれ3種類ずつ
用意されている。
http://static.hangame.co.jp/hangame/extra/volunteer.html

■はてな
はてなポイントで義援金を受け付け。
1ポイントあたり1円で換算され、募金額は自由に選べる。
http://d.hatena.ne.jp/hatenacontrib/20110312/1299904670 

■日本財団(日本船舶振興会)CANPANプロジェクト
一口2000円で募金を受け付け。決済方法はクレジットカード。
http://www.nippon-foundation.or.jp/org/news/2011031202.html 

■Piku
一口100円で募金を受け付け。
上限はなし。3月22日の10時まで募集している。
http://www.piku.jp/deals/donation-201103/tokyo 

■DMM
http://coupon.dmm.com/deals/dmmbokin/ 

■ECナビ
https://ecnavi.jp/tohoku_bokin/ 
ポイント募金

■ジャパンネット銀行
http://www.japannetbank.co.jp/news/general2011/110312.html 
*************************************************************
と、ここまでです。

 

 


◆「日本のために死地へむかう父」 (紹介記事)

 

福島原子力発電所の状況が連日、報道されています。

こういう原発の状態ですと、不安になるかもしれませんが、復旧に全力で
取り組んでおられる方々がおられます。

そのことを忘れないようにしましょう。

この記事は、私が、読者のみなさまにぜひとも読んでいただきたいものです。

私が読んでいるメールマガジンのひとつに、ロシア在住の
北野幸伯(きたのよしのり)さんから配信されている「RPE」というのがあります。
今回のテーマは、号外で、「日本のために死地へむかう父」です。

このリンクからお願いします。
↓
http://archive.mag2.com/0000012950/20110320183217000.html

 

(2022-4-22 追記 :  上記のリンクは既に無効になってしまいました。以下に、再掲載いたします。)

 

======= (ここから) =======

 

RPE Journal ====================

 

ロシア政治経済ジャーナル 特別号

2011/3/20号

==============================

★日本のために死地へむかう父

 

全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!

北野です。

今日は、読者のひとみさんからのメールを転載させていただきます。

 

 

自衛隊特殊化学防護隊の隊員たちは志願者です。

しかも年齢は55歳からうえ、もう子育ても終わりに近づいて思い残す事は無いと志願者となったようです。

その様な志願者が50名

 

時事通信社の記事があります。

東電が全国の電力会社、協力企業に助けを求めました。

志願者です、決死隊として原発の内部作業をする原発関係者のベテランを募ったのです。

 

中国電力の原発勤務40年というある男性が。

この作業は自分達のようなベテランがやるべきだ、自分は定年まで後一年であるし、子育ても終わったとして、志願したそうです。

 

ご家族は静かに思いを語る、自分の夫、父親の決意に何も言えなかったそうです。

その方の娘さんは,今までと違う父のもの静かな顔を初めて見たそうです。

志願者20名

 

翌朝、いつも出勤する時のように。

 

じゃあ、いってくる。

 

と言って玄関を出てたそうです。

 

原発での作業中、放射線被爆があります。

国が定める限界被爆単位100ミリシーベルト。

それが250ミリシーベルトになりました。

何故なら、彼等が望んだからです。

100ミリシーベルトではすぐ時間が経ってしまい数分では作業ができない。

だから国に250に上げてくれと。

その為の被爆量は覚悟の上なのです。

 

そのおかげで昨日、あと一歩で臨界点と言う所で臨界が止まったのです。

もし臨界点に達していたら。

私達は今、この時をこの時間を過ごしていません。

家族と恋人と仲間、友人とこの時間が無かったかもしれないのです。

半径300キロ生物の生存率は、限りなくゼロに近かったんです。

今のこの時間は彼等のおかげなのです。

 

経営側幹部たちは我が身安泰の為、情報を小出しにし、遠く離れた東京から出てきませんでした。

 

お願いです皆さん

祈って下さい!

皆さんの祈りを

作業が成功するように祈って下さい!

皆さんの想念を送って下さい!

 

今日 放水作業が無事終わりました。

明日の作業も成功するように。

隊員たちが無事であるように。

祈って下さい!

 

どうかお願いします!

そして家族、友人、仲間、一人でも多く方に知ってもらい祈ってほしいので伝えて下さい!

お願いします!

 

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