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迷惑メールのその後(2)

迷惑メールのその後(2)

迷惑メール、スパムメールという類の不要な電子メールについては、プロバイダのスパムブロックサービスを利用している。

 

スパムメール・迷惑メールと自動的に判定されたものは、プロバイダの迷惑メールボックス受信箱に送られることになっている。一週間以内に処理しないと自動的に削除される。一週間に一度見に行っているのだが、最近、これらスパムメールの数が以前よりも増えてきているような気がして、数えてみることにした。

 

そして、カウントした結果を見ておどろいた。あくまでも私の場合であるが、5月のある一週間で受信箱に入った正規の受信メールは約22%であった。つまり約78%のメールは、スパムメールとして認識され、プロバイダの迷惑メールボックス受信箱に格納されていた。

 

その中には、自分のメールアドレスから自分あてに出したようなものも3割ほど含まれていた。もちろんこのような事実はないので、誰かが発信者を詐称しているに違いない。

 

また、ぼちぼちであるが、迷惑メールボックスに入らずにすり抜けて通常の受信箱に入る迷惑メールが出てきた。そこには'cn'のドメインが見えた。

 

あまり気にしないで、またしばらく様子を見ることにした。しかし、それにしてもやっかいである。

 

(2009-5-30)

 

 

 

神田神保町・ニコライ堂・秋葉原

神田神保町・ニコライ堂・秋葉原

久しぶりに都営地下鉄三田線の神保町駅を下車し、あたりを散策してみた。

 

すずらん通りと靖国通りの間の、この界隈は、いわゆる古書店が軒を連ねている地区である。私は、本が好きで、このような古書店巡りは楽しみのひとつでもある。ときどき、おもしろい本を見つけては、つい手に入れてしまう。5月連休中でもあったので、外国人の方もけっこう目にした。

 

神田すずらん通りの入り口

 

街は、新しいビルなどが目立つようになってはきたが、それでも二十数年ほど前に目にした光景とさほど変わってはいないように思える。現代の古本屋とはまたちょっと異なった、専門色のある古書店街だとおもうのである。

 

神田すずらん通り(古書店街)から、徒歩で十分程度北東に歩くと、ニコライ堂のそばにいくことができる。

 

ニコライ堂

 

ニコライ堂は、重要文化財にも指定されている、明治24年にできたヨーロッパ風の教会であり、日本で最大のビザンチン式建造物であるといわれている。(正式には「日本ハリストス正教会復活大聖堂」と言うらしく、通称である「ニコライ堂」は伝導に献身した宣教師ニコライから来ているとのこと。ちなみにハリストスはキリストのことである。)

 

入り口のところにあるアーチには、ロシア語で、
「СЛАВА В ВЫШНИХ БОГУ」(最高の神に光栄あれ)と書かれている(注)。設計者はロシア工科大学教授のシチュールポフ博士だそうだ。

でも、すぐそばには高層ビルがあり、ちょっと不思議な空間である。

 

ニコライ堂の入り口のアーチ

СЛАВА В ВЫШНИХ БОГУ

 

ニコライ堂からまもなく、JRお茶の水駅前に出る。ここは、神田川に面しており、近くの橋は、「聖橋」(ひじりばし)と呼ばれている。この橋をわたった向こう側には、もと昌平坂学問所があった湯島聖堂があり、ニコライ聖堂との二つの聖堂に挟まれているので、聖橋という名前がついたといわれている。

 

神田川に沿って坂を下る

 

橋をわたらずに、そのまま東に進み、坂を下っていくと万世橋にたどりつく。ここはいわゆる秋葉原電気街の入り口でもある。

電気街は、とにかく、人通りの多いこと。たまたま行ったのが5月連休中でもあったためか、やたらと人通りの多さが目につく。外国人も多いらしく中国語を話している人をけっこう目にし、耳にした。

携帯電話の宣伝は、ひところの激しさはなくなってきたようだ。それでも、大型家電店が閉店セールをやっていた。ゲームを扱うお店も人だかりができていた。喫茶店・カフェもビラ配りが目立ち、「メイド喫茶」全盛の感じてあった。「あきばうさぎ神社」なるものも。

 

神社? 中はカフェのようだが.......。

 

東京・神田の界隈は、まだまだおもしろいところがたくさんある。歩き疲れてしまうかもしれないが、また、時間をつくって行ってみたいものだ。

 

(2009-5-9)

 

 

(注)

 

「Слава в вышних Богу, и на земле мир, в человеках благоволение!」(最高の神に光栄を、地球に平和を、人々に親切(愛)を) という讃美歌(聖書ルカ伝)の一節らしい。

 

 

 

33年前の「世界民謡研究会」 Best 100

  • 音楽
33年前の「世界民謡研究会」 Best 100

世界民謡研究会という名のサークルが、当時の都立大のB類(*)にあった。たしか、「せみんけん」とよばれていた。東京都立大学は、昼夜開講制(*)で、主として夜間の授業を受講する学生たちが、B類と呼ばれており、勤労と学問の傍ら、いくつかのサークル活動が行われていた。

 

最近、自宅の書類を整理していたら、当時の大学祭で配布された「28th メポタン祭 世界民謡研究会 Best 100」なるガリ版刷りの冊子が出てきた。見てみたら、懐かしい曲名がたくさんでていた。

 

そこで、ここに、タイトルのみ掲載しておく。

 

1 COUNTRY ROADS (ふるさとへ帰りたい)

2 バラはあこがれ

3 青い世界

4 帰らざる日のために

5 とびたとう

6 遠い世界に

7 青春

8 自由なる大地へ

9 友よ(by 岡林信康)

10 戦争を知らない子供たち

11 友よ(by いずみたく)

12 太陽がくれた季節

13 君の祖国を

14 今・今・今

15 ふれあい

16 世界は二人のために

17 何のために

18 若者たち

19 悲しくてやりきれない

20 戦争は知らない

21 青年は荒野をめざす

22 翼をください

23 The Cruel War Is Raging

24 旅人よ

25 蒼い星くず

26 君といつまでも

27 夜空を仰いで

28 白いサンゴ礁

29 君に会いたい

30 夕日が泣いている

31 いつまでもいつまでも

32 長い髪の少女

33 バラ色の雲

34 モナリザの微笑

35 エメラルドの伝説

36 僕の胸でおやすみ

37 なごり雪

38 アビーロードの街

39 この季節が変われば

40 あの人の手紙

41 妹

42 眼をとじて

43 僕にきかせて下さい

44 殺風景

45 無縁坂

46 サボテンの花

47 ルージュの伝言

48 縁切寺

49 この手のひらに愛を

50 結婚するって本当ですか

51 春うらら

52 君は悲しみの

53 雨だれ

54 20才のめぐり逢い

55 竹田の子守唄

56 さらば青春

57 いつのまにか少女は

58 揺れるまなざし

58 人生が二度あれば

59 家へお帰り

60 FUN

61 白い一日

62 春の風が吹いてたら

63 マークII

64 どうしてこんなに悲しいんだろう

65 ともだち

66 なのにあなたは京都へ行くの

67 あのすばらしい愛をもう一度

68 時代

69 真夜中のギター

70 ささやかなこの人生

71 あなただけを

72 霧雨の朝突然に

72 遠くで汽笛を聞きながら

73 目覚めた時には晴れていた

74 最後の一葉

75 さようなら

76 涙は明日に

77 今日も夢みる

78 私の子供たちへ

79 出発(たびだち)の歌

80 ふりむかないで

81 あなたのすべてを

82 星に祈りを

83 枯葉の街

84 想い出のGreen Grass

85 霧の摩周湖

86 北の宿から

87 AND I LOVE HER

88 山口さんちのツトム君

89 全世界民主青年歌

90 ベンセレーモス

91 インターナショナル

92 国際学連の歌

93 心はいつも夜明けだ

94 がんばろう

95 心さわぐ青春のうた

96 マイ・ウェイ

97 ここは故郷

98 今日の日はさようなら

99 青い空は

100 また逢う日まで

 

この冊子は、1976年10月31日 世界民謡研究会 発行 となっている。(番号が二カ所重複しているのは、オリジナルに忠実に記したためである。) いまでいうところのJPOPに相当するジャンルだろうか。当時のフォークソングをはじめ、懐かしい曲名がたくさんでてきた。若い世代の方々が当時の世相を知るひとつの資料になるかもしれない。

 

 

(注)

 

B類、および昼夜開講制については、「東京都立大学 履修の手引 昭和47年度」の中で、次のように説明されているので、その部分を引用させていただく。

 

「従来、東京都在住の勤労青年に充実した大学教育を行うため昼間ならびに夜間いずれも自由に受講できる昼夜通しの制度をとってきたが、開学以来8年の経験のもとにこれを検討した結果、昭和32年4月から第1部(昼間授業の課程)と第2部(夜間授業の課程)の2課程に分けるとともに昼夜にわたる受講の利点は失われることのないようにし、もって一層教育効果の徹底をはかった。

 

両課程においては教授も授業も変りはなく、一定の限度までは特定の授業を除いて、昼間または夜間の課程で履修できるようになっており、勤労者であると否とにかかわらず同等の学力を持つ卒業生を社会におくることを期している。

 

この特質が減殺されないようにするため、学内では第1部の学生をA類学生、第2部の学生をB類学生ということにしている。

 

ただ、修業年限が夜間課程は5年となっているが、これは昼夜同等の教育を行なうには必要なことである。

 

この制度においては、他大学と異なって、入学試験を第1部、第2部と区別せずに大学一本で行なっており、また両者同等の学力あるものとし卒業時にも差別を設けないようにしている。」

 

(2009-4-26)

 

 

「ほたる」と道保川公園

「ほたる」と道保川公園

相模原の西部、相模川の河岸段丘の崖にあたる部分に、道保川公園(どうほがわこうえん)という自然豊かな公園がある。そこでは、さまざまな植物、野草、草木や野鳥や虫たちが観察できる。

 

相模原は比較的平坦な台地であるが、この公園は台地の縁にあたる地域にある。大地からのわき水が、やがて小さな小川となって流れていき、池に注ぐ。このような様子をつぶさに観察できる場所である。

 

私も何度となく足を運んだ。わが家から近いこともある。散策にはとても良い。いまの季節には、桜をはじめ、大地にはすみれやたんぽぽの花が咲き、色鮮やかである。また、一歩入れば、森林浴もできる。

 


公園のほぼ中央にあるあづまやの付近を望む

 

わき水の付近は湿原になっていて、自然の散策路がつくられている。なかでも、「ほたる」が生育していることは、特筆すべきことである。

 

「ほたるの里」と命名されている双子沢のわき水

 

毎年、6月ごろには、「ほたる」が光りを放ち、飛び回る様子が見られるのである。ほたるは、きれいな水のある場所にしか育たないともいわれる。ここは、貴重な自然の宝庫である。

 

池には、鯉などが生息し、鴨がのどかに泳いでいる様子も見られる。

 

喧騒たる毎日から離れて、心身をリフレッシュさせるのも、必要だなと、最近は特に感じている。

 

ほたるをみていて、幼少の頃の記憶がおぼろげに思い出される。

 

当時はまだ、農作業にも農薬などは使っていない時代だった。自宅(古い農家づくりだった)の周辺に、ちょうど6月頃だっただろうか、夜になると蛍が光っているのがすぐ近くで見えた。

 

だが、田んぼに農薬(粉末)を散布する時代になり、さらにヘリコプターで農薬を空中散布する時代になってからは、まったく見ることがなくなった。ちょうど日本の高度成長時代と重なる。

 

再び、ほたるが話題になったのは、相模原に住むようになり、道保川公園のほたるの存在を知ってからであった。何十年かの時を経て、貴重な自然と再会したのであった。

 

山桜も楽しめる

 

(2009-4-5)

 

 

Cartina UM and WLAN

Cartina UM and WLAN

I purchased a small note PC called 'Cartina UM', the so-called net-book computer, at a low price by the mail order last year end.

 

Now I'm going to use it by wireless LAN connection by setting Fedora 9 as OS.
Although WLAN connection at Linux had a slightly high hurdle for me, I think, it was a good experience for the gymnastics of my brain.

 

The note PC currently I used mainly was operated under Windows 98SE OS. Since there were few memories which can be mounted (max 320MB), I wished to change it someday.

 

Last year, net-book computer 'Prime Note Cartina UM' with 8.9 type liquid crystal display was exactly released for 34,800 yen to the mail order site of Dospara, I decided to purchase it.

 

Please refer to the site of Dospara , or the next review site, etc. if you want to know what kind of the product it is.

 

- The review about Prime Note Cartina UM by Satlab

 

In my home, we use several sets of PCs connected by wireless LAN. Then, I decided to connect this 'Cartina UM' also by wireless LAN. Although it was easy when running, many things at the beginning were tried and it did not go very well.

 

There were two problems. One should say that OS is Linux. Another was that the ON/OFF method of the wireless LAN equipment as hardware was not indicated anywhere in the attached document.

 

Therefore, although many things will be tried, it became quite good study (gymnastics of my brain).

 

Originally attached first was an OS called fOS by FOXCONN, Taiwan. However, there is no description about the equipment of wireless LAN, operation, and a setup in the attached document. Although the driver for Windows was contained in the attached DVD-ROM disk, there is nothing for Linux.

 

According to the research result by the Internet, it becomes clear first that the chip set is of Realtek, and driver software can be obtained.

 

Then, I carried out the usual installation, and if a WLAN-related configuration file is added, it should run. But the WLAN did not work.

 

After further investigation, I found that the switch of ON/OFF of wireless LAN was [Fn]+ [F2]. (Since this was not indicated anywhere, before discovering, it will have required time.)

 

When it rebooted and the switch was turned ON, Cartina UM has accessed the Internet via wireless LAN at last.

 

I think that fOS, which contains general application softwares, can be used satisfactory every time, except the one point that a Japanese input cannot be performed.

 

Although I tried many things after that, a Japanese input was not worked in fOS after all. So, I decided to switch OS to another Linux, and choosed Fedora Core 9.

 

After having started from the external USB optical disk drive (used TEAC Portable USB CD-RW/DVD-ROM Unit purchased for 1,980 yen), installing and updating Fedora Core 9 to the hard disk and adding some software, 'Cartina UM' was connectable with the Internet via wireless LAN as well as the case of fOS.

 

The method I performed is indicated somewhat in detail in the document;
Cartina_UM_and_WLAN_with_FC9.pdf (in Japanese)
Cartina_UM_and_WLAN_with_FC9_(en).pdf (in English)

 

In fact, although the means of ndiswrapper was also considered, it is not progressing any more, because it was connectable with wireless LAN by the above-mentioned method about Fedora Core 9, .

 

Once, although ndiswrapper was also tried, it becomes an error and was improper here indicated that there is no libstdc++5.so.0.

Seemingly, the version of a system is different in fOS somehow.

I will leave it as a subject which should be solved in the future.

 

(2009-1-7)

 

 

One of the understanding; Somehow, seemingly, the wireless LAN driver must be re-installed in whenever a kernel is updated.
(Enter in the 'make' directory, and then type 'make uninstall'
and 'make install' to re-install.)

 

(2009-3-14 added)

 

 


(Comment)

 

In order to take the WLAN setting procedure using WEP introduced in the attached document, the MAC address of your PC (child's equipment) should be registered in the WLAN access point (parent's equipment) prior to use WLAN.