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  • 変わり行く秋葉原

    2008/12/31

    散策・旅行

    年の瀬も押し迫った29日、久しぶりに秋葉原の散策をした。その昔、二十年ほど前は秋葉原の電気街は家電がメインではあったが、アマチュア無線の装置や電子部品を売ってい ...

「ほたる」と道保川公園

相模原の西部、相模川の河岸段丘の崖にあたる部分に、道保川公園(どうほがわこうえん)という自然豊かな公園がある。そこでは、さまざまな植物、野草、草木や野鳥や虫たちが観察できる。

 

相模原は比較的平坦な台地であるが、この公園は台地の縁にあたる地域にある。大地からのわき水が、やがて小さな小川となって流れていき、池に注ぐ。このような様子をつぶさに観察できる場所である。

 

私も何度となく足を運んだ。わが家から近いこともある。散策にはとても良い。いまの季節には、桜をはじめ、大地にはすみれやたんぽぽの花が咲き、色鮮やかである。また、一歩入れば、森林浴もできる。

 


公園のほぼ中央にあるあづまやの付近を望む

 

わき水の付近は湿原になっていて、自然の散策路がつくられている。なかでも、「ほたる」が生育していることは、特筆すべきことである。

 

「ほたるの里」と命名されている双子沢のわき水

 

毎年、6月ごろには、「ほたる」が光りを放ち、飛び回る様子が見られるのである。ほたるは、きれいな水のある場所にしか育たないともいわれる。ここは、貴重な自然の宝庫である。

 

池には、鯉などが生息し、鴨がのどかに泳いでいる様子も見られる。

 

喧騒たる毎日から離れて、心身をリフレッシュさせるのも、必要だなと、最近は特に感じている。

 

ほたるをみていて、幼少の頃の記憶がおぼろげに思い出される。

 

当時はまだ、農作業にも農薬などは使っていない時代だった。自宅(古い農家づくりだった)の周辺に、ちょうど6月頃だっただろうか、夜になると蛍が光っているのがすぐ近くで見えた。

 

だが、田んぼに農薬(粉末)を散布する時代になり、さらにヘリコプターで農薬を空中散布する時代になってからは、まったく見ることがなくなった。ちょうど日本の高度成長時代と重なる。

 

再び、ほたるが話題になったのは、相模原に住むようになり、道保川公園のほたるの存在を知ってからであった。何十年かの時を経て、貴重な自然と再会したのであった。

 

山桜も楽しめる

 

(2009-4-5)

 

 

変わり行く秋葉原

年の瀬も押し迫った29日、久しぶりに秋葉原の散策をした。

 

その昔、二十年ほど前は秋葉原の電気街は家電がメインではあったが、アマチュア無線の装置や電子部品を売っている店がかなりあった。しかしながら、いまはバソコンとゲームと携帯電話が中心で、そこにメイド喫茶なるものが加わって、混沌とした状態になっているようにおもう。

 

 

年末のせいなのか、たまたまその日が最後の出勤日なのだったのが影響したのかどうか、わからないが、ひところのにぎわいはなく、あまり人の出が多くはなかったように感じたのであった。

 

いつもならば表通りにはうるさいくらいの携帯電話の売り込みがあったのだが、その日はほとんど聞こえなかったのも珍しい。

 

私の散策のコースはだいたい決まっている。見たいのは、掘り出しものなのである。旧式のPCやその周辺装置ですごく安いものがあると、自分の範疇にあるシステムと照らしあわせて、買いかどうか決める。このような散策は楽しいものである。

 

例え、買わないとしても、見て歩くだけでもいいのである。中古はリスクがあるが、それを承知で買う買わないを決める。まあ、これも楽しみのひとつと割りきって、たまにはいいかなと思っている。

 

 

昔と違ったもう一つの点は、大型家電店の進出と、つくばエクスプレスの開業で、電気街とは駅の反対側にあるエリアが拓けてきたことであろうか。また、たまには、時間をつくって散策してみたいところである。

 

(2008-12-31)