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「なでしこジャパン」と「アルビレディーズ」

あの瞬間は、まだ、記憶に新しい。

 

2011年7月18日、サッカー日本女子代表の「なでしこジャパン」は、ドイツのフランクフルトで開催されたFIFAワールドカップ(W杯)決勝で、米国を破り、初優勝を果たしたのだ。

 

日本女子代表は、準々決勝で優勝候補だった開催国のドイツを破り、また、準決勝では強豪スウェーデンを撃破。だれもが驚いた展開であった。

 

アルビレックス新潟レディーズのチームからも、この「なでしこジャパン」に、上尾野辺めぐみ選手(DF)と阪口夢穂選手(MF)が出場した。

 

サッカーは、J1やJ2といったリーグがよく知られているが、女子サッカーのリーグは、いまいちだった。しかし、今回の女子サッカー日本女子代表の快挙は、「なでしこジャパン」の存在を広く世間に知らしめる絶好の機会となった。また、なでしこリーグとよばれる女子サッカーのリーグにも注目が集まっているようである。

 

この「なでしこジャパン」の活躍は、多方面に影響を与えたようだ。「元気をもらった。」「あきらめないことの大切さを教わった。」「目標をもって突き進むことの重要性を学んだ。」などのコメントが、あちこちで見られた。

 

我々が3月に経験したあの大震災、日本全体が復興に向けて取り組んでいるいま、彼女たちの活躍は大きな励みになった。

 

『なでしこジャパンはドイツ・フランクフルトで歴史を刻んだ。それは日本サッカーの勝利の瞬間である。我々は彼女たちに敬意を表する!』と、ある外国メディアも絶賛した、と報じられている。

 

いまだに余韻が続いているようである。しかし、彼女たちの目標は、既に、次のオリンピックに向かっている。

 

みんなで声援したい。がんばれ、アルビレディーズ、がんばれ、「なでしこジャパン」。

 

(2011-8-27)

 

 

■アルビレックス新潟レディース

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