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音楽とのかかわり - 吹奏楽、ピアノ、CD、ストリートなど

中学校や高校で学ぶ芸術の科目には、音楽・美術・書道などがあるが、人により好みはあるだろう。どちらかというと私は、音楽を楽しむという割合が高いような気がする。

 

音楽とひとことでいっても、いろんなジャンルがある。昨年を振り返ってみると、音楽関係のかかわりといえば、演奏会、CD、ストリートミュージックなど。

 

演奏会では、9月ごろの市の音楽団体の演奏会、11月の河村尚子さんのピアノリサイタル、11月末の習志野高校吹奏楽部演奏会、に出かけた。

 

演奏会での生の演奏は、CDやPCの動画で見聞きするのとは、また、ちょっと違ったものである。なによりも迫力が違う。

 

ピアノの音色が好きで、楽曲にピアノが使われていると、聞き入ってしまう。

 

吹奏楽は、高校時代に少しばかりやっていたことがあるが、いろんな楽器の音色を楽しむことができ、良いものである。最近聴く演奏は、以前とは、また、違った音の響きを感じる。それだけ、いろんな音を楽しむことができるようになったのだと思う。

 

また、Book-Offなどで、少し昔のCDなどを見てまわる。ときには、驚くような掘り出し物に出会うときがあった。三宅由佳利さんの「祈り」、太田裕美さんの「短編集」など。

また、ストリートミュージシャンとの出会いもある。最近では、CINEMASという名で活動しているおかっぱミユキさんなどなど。

 

というわけで、いろんなジャンルがあるとはいえ、好きな音楽を楽しんでいる。

 

音楽好きになるには、良い音楽をたくさん聴くことが一番であるといわれる。数十年前とは違って、現代はそういう環境がより整っているので、もっと音楽を楽しんでいきたい。

 

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短編集


(2015-05-20)

 

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「マドンナの宝石」間奏曲第二番

陽気な明るいテンポの良い曲だな、とおもっていたが、この曲を探しあてるまでに、ずいぶん時間がかかってしまった。

 

たしか、私が中学二年のときの話である。当時、中学校の授業と授業の間の休み時間や、昼休み、放課後などに、校内放送で音楽を流すしくみがあった。生徒の中からも何人かが放送委員会のメンバーに選出され、生徒会の組織として機能していた。私も一時、そのメンバーだった。

 

よくかけていた曲が「マドンナの宝石」というEPレコードのB面の曲だったのである。その曲は、学校の休憩時間のBGM(バックグラウンドミュージック)としては、最適だったようにおもう。

 

中学校を卒業してからは、そのことはすっかり忘れていた。ただ、「マドンナの宝石」という名前と曲の旋律だけは、自分の頭の片隅に記憶とて残っていたのであった。

 

最近になって、ふとしたきっかけで、この曲のことを想い出したのである。

 

最初に行なったのは、もちろん、インターネットでの検索だった。YouTubeで、「マドンナの宝石」と入力してでてくる曲を聴いてみたのだか、どうも中学校時代に聴いたものと違う、という感じがしていた。

 

たしかに、旋律は重厚な美しいものであるが、実際のところ、少なくとも「明るく陽気な」というものではなかったのである。

 

いろいろ調べていくうちに、「マドンナの宝石」とは、イタリアの作曲家がつくった歌劇(Opera)であって、その間奏曲が、一般に「マドンナの宝石」として知られているのだ、ということを知ったのである。

 

どうも間奏曲はふたつあるらしい。特に、よく知られているのが間奏曲第一番とよばれるもので、私がインターネットのYouTubeで聴いたのがそうらしい、とまでわかった。

 

だが、間奏曲第二番とは、どこにあるのだろうか。そして、それはどんな旋律なのだろうか。

 

と、ふたたび、インターネットで探して、ようやく、あるサイトに昔のSPレコードから採録した曲がモノラルの音源で掲載されているのを見つけた。

 

http://www.geocities.jp/matsumo22000/sound101/page99a4.htm

 

それをもとに、英文で再び検索した結果、また、YouTubeにも、英文タイトルで投稿されているものを見つけることができた。

 

◆ WOLF-FERRARI: Intermezzo No.2
https://www.youtube.com/watch?v=yw-8I3dE4hQ&feature=related

 

ようやく見つけた間奏曲第二番、それは、確かに、いままでもう一度聴きたいとおもっていた、あの中学校時代の名曲であった。

 

(2010-11-7)

 

(注)

「マドンナの宝石」(聖母の宝石, I gioielli della Madonna、Der Schmuck der Madonna、The Jewels of The Madonna)はエルマンノ・ヴォルフ=フェラーリ(Ermanno Wolf-Ferrari (1876-1948))が作曲した全3幕からなる歌劇(オペラ)であると、wikipediaにある。

 

1900年ごろのスペイン統治下のナポリでの、悲恋の物語だそうだ。ヴォルフ=フェラーリの多くのオペラ作品の中で、今日のでその名を残しているものは、悲劇「マドンナの宝石 I gioielli della Madonna」(1911年)からの間奏曲だといわれる。

 

いまでは、オペラ全曲が演奏されることはあまりないらしく、二つの間奏曲、特に第2幕前の間奏曲第一番が親しまれ、コンサートでも単独で演奏されているという。

 

この間奏曲第一番は、他のオペラの間奏曲なとどともに、CD化されているようであるが、一方、間奏曲第二番を収録したCDは、いまではもうないらしい。

 

米国のAmazonのサイトで、mp3のダウンロードサービスを見つけたが、残念ながら、米国内でないとサービスは不可とのことであった。

 

私の知る限り、ここに記した情報が唯一のものである。

 

◆ WOLF-FERRARI: Intermezzo No.2 from The Jewels of The Madonna

 

 

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