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「世界歴史地図」アプリ - 「ワールド‧ヒストリカル‧アトラス」をAndroidスマホ用に実装

高校での世界史の授業[1]がとても印象に残っていて、それがきっかけで歴史に興味を持ち始めたのですが、歴史を学ぶのはおもしろいものです。

 

ただ学校では、年代ごとに、地域ごとに分割して学習するので、世界中の国や土地の統治が、他国の影響をうけながらどのように変化していくのかを理解するのはなかなか難しい部分があります。

これまでも、復習の意味を兼ねて、日本史、中国史、世界史のクイズアプリ[2]を作成してきましたが、やはりこれらは断片的な知識の羅列の感が否めませんでした。

 

そんなとき、「ワールド・ヒストリカル・アトラス」という記事[3]に出会ったのです。これには衝撃を受けました。たしかに、パソコンに取り込んで動かしてみるととてもおもしろいものでした。
「いつの時代に」「誰が」「どの地域を」統治してきたのかは、文章だけだと想像するのがなかなか難しいですが、この「ワールド・ヒストリカル・アトラス」[3]はそれが視覚的に理解できるようになります。
しかも紀元前4000年から現代まで1年刻みで表示してくれ、またその統治していた代表的な人物も見ることができます。

 

このアプリに関しては、いくつかのサイト[4] [5] [6] [7]でも紹介されていました。

 

しかし、いずれもパソコンを立ち上げて、開いて動作させる、または、アップロードされているサーバーにアクセスして表示させる、というパソコン用のもので、ちょっと手軽に参照したい、というときにはやや不便を感じます。

 

せっかくなので、スマホで動かしてみたいと考え、調べてみました。
このオリジナルの作者のx768さんのサイトに、『「ワールド‧ヒストリカル‧アトラス」を改変して配布しても構いません。ただし、名前を変更して区別できるようにしてください。「ワールド‧ヒストリカル‧アトラス」の内容を動画にして公開しても構いません。許可は必要ありません。』との記述[3]がありました。

 

そこで、オリジナルのコードを参照しながら、一部をスマホ用に修正や追加を行って、ひとまずAndroidアプリの「世界歴史地図」として公開させていただくことにしました[8]
まだまだ完成度は高いとはいえませんが、とりあえずは動くことを確認しました。よろしければお試し下さい。

 

(2023-6-22)

 

 

■ 謝辞

 

 改変・再配布を許可不要で可能にしていただいたオリジナルPC版作者のx768さんに感謝いたします。

 

 

■ References

 

[1] 高校「世界史」の授業  (当サイトの過去記事)

https://fp46.net/体験/高校「世界史」の授業.html

 

[2] 歴史総合 クイズ (日本史・中国史・世界史)    (Google Play ストア)

https://play.google.com/store/apps/details?id=com.keysnext.historyquiz20220512

 

[3] ワールド・ヒストリカル・アトラス (オリジナルPC版の作品のページ)

http://x768.com/w/twha.ja

 

[4] 世界地図上で「誰が」「どの土地を」統治していたのかを紀元前4000年から1年きざみで表示可能な「ワールド・ヒストリカル・アトラス」

https://gigazine.net/news/20170223-world-historical-atlas/

 

[5] 世界地図ワールド・ヒストリカル・アトラスで歴史の勉強

https://eclipse41.hatenablog.jp/entry/2019/08/08/071331

 

[6] 世界史サイトで紀元前4000年からの国名と指導者が1年刻みでわかると話題沸騰中!「ワールド・ヒストリカル・アトラス」が凄すぎる!もう教科書はいらない!

https://smaclub.jp/archives/68461

 

[7] Twitterで話題の世界史がわかる地図が楽しすぎる

http://www.s-koichi.info/blog/archives/2017/02/26/2357-012202.php

 

[8] 世界歴史地図   (Google Play ストア)

https://play.google.com/store/apps/details?id=com.keysnext.historicalatlas20230301

 

 

 

「アプリの部屋」でAndroidアプリを紹介

とあるスキームを使って、Androidアプリを作成してみました。

 

以前にも少し書きました[1]が、クイズ形式のアプリが比較的簡単にできます。

せっかくなので、少しご紹介させていただきたいとおもい、この稿を書いています。

 

これまでに作成したのは、

 

・ひまつぶし雑学クイズ

・世界史

・中国史

・魚へん漢字クイズ

・百人一首

・令和のJK語クイズ

・情報リテラシークイズ

・ひまつぶしなぞなぞ

 

といったもの。

 

例えば、「ひまつぶし雑学クイズ」では、

 

問題: 2005年7月に打ち上げられたスペースシャトル「ディスカバリー」に搭乗した日本人宇宙飛行士は?

 

選択肢: 若田光一 野口聡一 毛利衛 ‎山崎直子

 

答えは: 〇〇〇〇 ( → アプリをごらん下さい )

 

また、「魚へん漢字クイズ」では、例えば、

 

問題 : この漢字の読み方は? 鱪 ( 魚へんに暑 )

 

選択肢: しいら いか えび ふな

 

答えは : 〇〇〇〇 ( → アプリをごらん下さい )

 

といった問題を載せています。

 

「ちはやふる」の映画にもなった百人一首、これも上の句を出題し、下の句を回答するといったもので、例えば、

 

問題: ちはやぶるかみよもきかずたつたがは

 

選択肢:

1. ひとめもくさもかれぬとおもへば

2. からくれなゐにみづくくるとは

3. たつたのかはのにしきなりけり

4. やくやもしほのみもこがれつつ

 

答えは :

2. からくれなゐにみづくくるとは

 

解説:

ちはやぶる神代も聞かず竜田川
からくれなゐに水くくるとは

在原業平朝臣 (17番歌)

 

不思議なことが多かった神代にも聞いたことがない。竜田川が真っ赤に括り染めになるとは。

といった具合に、
三択または四択などで、回答するものになっています。制限時間は1問あたり20秒または30秒にしています。

 

いくつかあるので、気に入ったものがあれば、お使い下さい。

 

以下の画像をクリックすると、紹介しているサイトに移動します。

そこから、Google Play Storeのインストールサイトに行くことができます。


なお、これは、Androidスマホ用です。iPhoneをお使いの方はごめんなさい。

 

(2020-3-21)

 

[1]   ひまつぶし雑学クイズ - スマホアプリ作成体験

 

タブレットPCのつかいはじめ - 7インチの電子書籍リーダー

Android(アンドロイド)とは、その昔、人造人間などと呼ばれていた記憶がある。昔の漫画にでてくる、鉄腕アトムや鉄人28号などを連想してしまうのは、その世代なのかと自覚している。

 

でも、最近は、Androidはそうではない。タブレットPCのOSのひとつとして良く知られるようになった。

 

タブレットPCといえば、iPadが有名だが、最近の電気店を回ってみると実にいろんな種類のものが陳列されている。

 

店先で、少し触らせてもらうと、まったく、いままでのPCとは使い勝手が違う。指先で、なぞるようにスライドさせたり、トントンと軽く触れてみたり、少し長押ししてメニューの出てくるのを待ってみたり、と、これまでのキーボードで操作していたときの感覚とはまったく異なるものだ。

 

私は、スマートフォンは所有していないが、最近の携帯電話の主流は、スマホだと聞いている。おそらく、操作性はタブレットに似たものなのだろう。

 

というわけで、あまり、少し興味がでてきたところで、タブレットPCを入手することにした。

 

ただ、価格はまだまだ高い。しかし、先日、ドスパラというお店で、7インチのタブレット Dospara Tablet(A07I-D15A)が9,980円で売られていたのを見つけた。 そこで、おもいきって購入することにした。

 

使い方は、いたって簡単だった。また、16GBのマイクロSDHCカードメモリが付属しているセットだったこともあって、このメモリカードにpdfやepubといったフォーマットの電子書籍を入れて、タブレットPCで、空き時間や通勤の時間に本を読もう、と考えたのであった。

 

無線LANの設定は、簡単にできた。また、Googleの地図や、サイトへのアクセスは特に問題なかった。

 

Dospara Tablet (MID A07I-D15A) は、しかし、少しそのままでは使いづらいところがあった。それは、どこかというと、「Google Play」が入っていない、とのこと。そういえば、購入するときに、お店の人が言っていたな、と思い出した。

 

例えば、pdfのファイルをメモリカードにコピーして、タブレットのメモリカードスロットに入れる。そうして、ファイルビューアーで見て、アプリでpdfファイルを開こうとするが、アプリが入っていない、そこで、Adobeのサイトに行って、Adobe Readerをダウンロードしようとしたが、「この機種は対応していません」のようなメッセージが出て、使いものにならなかった。

 

そこで、インターネット上で検索したところ、他の対応している機種に認識させる方法が書いてあるのを見つけた。ただ、この方法は、間違えば、タブレットPCを文鎮化してしまう、(まったく動作しなくなる可能性、危険性を秘めている)とのこと。

 

しかし、使いづらいよりは、いいかなとおもい、意を決して、改造にとりかかることにした。

 

改造の詳細は、PC体験記(タブレット)に書いたので、興味ある方は参照してほしい。

 

 

やってみたら、意外に簡単にできた。その方法も、何人かの方々が、インターネット上のブログに書いてあるとおり、簡単にできた。

 

それから、AdobeのサイトでAdobe Readerをダウンロードしようと試みた。今度は、問題なく、ダウンロードでき、タブレットPCにインストールされた。

 

もうひとつのフォーマットであるepubのファイルも、今度は、ダウンロードとインストールができるようになった。

 

使い勝手は、改造前とほとんどかわらない。メニューの位置などがずれたが、修正も簡単であった。

 

こうして、電子書籍リーダーとして、Dospara Tabletが蘇ったのであった。

 

まだまだ、使いはじめの段階なので、見えていないことが多い。しかし、いままでのデスクトップPCや、ノートPCなどと違って、また、新しい使い方ができるのでは、と、新たな発見を秘かに期待している。

 

→ PC体験記(タブレット)

 

(2013-04-29)