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佐渡金山で露頭に鉱脈がでている道遊の割戸(どうゆうのわりと)。
真夏だというのに、金山の内部は10℃以下の寒さであった。
昨年の夏、久しぶりに家族揃って旅行をした。揃って遠出することは滅多になく、子どもたちが小さい頃を除けば、それまで何年もなかったのたが、たまたま、勤続何年かのイベントで有期の旅行券をいただけたのである。これを使用させてもらって、家族の希望もあり、佐渡島へと出かけた。
佐渡は、交通の便を考えないと自由に回れない。良き交替運転者の妻と二人の息子を得て、自家用車で島内を回ることができた。
一番喜んだのは我が家の一番下の息子であった。直江津港からカーフェリーに乗るのもはじめてだし、「本土から離れる」のもはじめてで、うれしそうだった。私自身も、新潟県生まれでありながら、佐渡へは一度もいったことがなかったので、よい機会を得たとおもっている。
佐渡では、小木港から入り、最初の晩は相川町に宿泊、翌日、佐渡金山の跡見学と、砂金採りの体験をし、さらにトキの保護をしている公園、郷土資料館を見て回った。あの話題にのぼったジェンキンズさんにも資料館で会うことができた。
旅館でのひとときもまた楽しいものだ。窓からの景色も海鮮料理も想い出に残るものであった。
佐渡の歴史、人情に触れ、喜ぶ家族の顔を見て、この時に来られて良かったと思っている。
子どもたちもひとり、ふたりと独立し、それぞれ巣立っていく。今後おそらく、このメンバーが家族旅行で揃うことは滅多にないだろうとおもっているが、願わくばいつかまた揃って旅行をしたいものだ。
(2008-2-24)
佐渡で困ったことのひとつは、携帯電話の一部が通じない地域があったことです。
PHSは、相川町、両津の付近ではつながりましたが、その他ではまったくだめでした。
Docomoとauは、ひとまずOKのようでした。
(2008-12-16 追記)