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Windows設定ホーム画面上部のアカウント情報の表示について

 

Windows10のPCを立ち上げて、左下のスタートボタンから「設定」をクリックし、設定ホーム画面が開いたとき、あなたのPCは、次のA、Bのうち、どちらの画面になっているでしょうか。

 

type - A 

 

 

type - B 

 

 

実は、手元にある2台のPCのうち、1台は「A」、もう1台は「B」と、設定ホーム画面上部のアカウント情報が表示されないPCと、表示されるPCがあったのでした。

 

長いこと不思議でしたが、いろいろ調べたところ、ようやく原因らしきことがわかってきました。

 

この記事は、そのメモになります。

 

 

1. 経緯

 

変化に気づきはじめたのは、Windows10のバージョンを1903から1909にアップデートした直後からでした。

 

バージョンが1903のときは、いずれのPCも「A」の画面が表示されていました。それ以前と同じなので特に違和感はありませんでした。

 

バージョンを1909にアップデートしたところ、1台は「A」、もう1台は「B」と、異なる画面が表示されるようになったのでした。それ以降に何回かWindows Updateがありましたが、設定ホーム画面上部のアカウント情報の表示については変化がありませんでした。

 

調べた結果、「A」から「B」の画面に移行しようとしていて、一部のPCのみに先行して「B」の画面を試験的に適用しているらしいことがわかりました。ですから、まだ全部のPCに適用されているわけではないようです。

 

ただ、ずくにも適用することはできるようで、その方法が次の記事にありました。

 

How to enable Settings header design on Windows 10 version 1903
https://pureinfotech.com/enable-settings-header-windows-10/  )

 

この記事をみると、Windowsのバージョンが1809から1903にアップされたころから始まったようです。

 

 

2. 設定ホーム画面上部のアカウント情報を表示させる方法

 

いずれは新しい「B」の画面に移行されると思われますが、いまだに「A」の画面の場合は、「B」の画面にすぐに移行させる方法があります。

 

(1) Githubのサイトから最新のmach2という圧縮zipファイルをダウンロードする。

 

この記事を書いている時点では、サイトは

https://github.com/riverar/mach2/releases

ダウンロードすべきファイルは
    mach2_0.3.0.0_x64.zip      ←     (64ビットPCの場合)

です。

 

(2) ダウンロードしたzipファイルを任意のフォルダに移動し、そこで展開します。

例えば、以下の例では、フォルダとして、C:\Users\user01 に移動して展開しています。

 

(3) 左下のスタートボタンから「Windowsシステムツール」-「コマンドプロンプト」を選び、右クリックし、管理者モードで実行します。

 

Microsoft Windows [Version 10.0.18363.815] (c) 2019 Microsoft Corporation. All rights reserved.

 

(4) cdコマンドで、さきほど展開したフォルダに入ります。

 

C:\Windows\system32>cd \Users\user01\mach2_0.3.0.0_x64

 

C:\Users\user01\mach2_0.3.0.0_x64>dir
ドライブ C のボリューム ラベルは Windows10 です

ボリューム シリアル番号は 9EA5-12DC です

 

C:\Users\user01\mach2_0.3.0.0_x64 のディレクトリ

 

2020/05/06 09:47 <dir>.

2020/05/06 09:47 <dir>..

2020/05/06 09:47 42 features.txt

2020/05/06 09:47 35,821 LICENSE

2020/05/06 09:47 766,464 mach2.exe

2020/05/06 09:47 1,527,592 msdia140.dll

4 個のファイル 2,329,919 バイト

2 個のディレクトリ 44,843,421,696 バイトの空き領域

 

(5) 次のコマンドをタイプし、実行します。
    mach2 enable 18299130

 

C:\Users\user01\mach2_0.3.0.0_x64>mach2 enable 18299130
mach2 0.3 - Feature Control Multi-tool
Copyright (c) Rafael RiveraThis program comes with ABSOLUTELY NO WARRANTY.
This is free software, and you are welcome to redistribute it under certain conditions.OK.C:\Users\user01\mach2_0.3.0.0_x64>

 

(6) これで、「コマンドプロンプト」は閉じてかまいません。いったん、設定ホーム画面を閉じて、再び左下から「設定」をクリックし、設定ホーム画面を開くと、設定ホーム画面上部のアカウント情報が表示された「B」の画面になっているはずです。

 

 

3, 注意事項

 

注意事項として、このアプリケーションはサードパーティから提供されていますが、保証はされていない、また、ウィルス対策ソフトで悪意のあるアプリとして誤認識されてしまうかもしれない、ということです。もし、この方法を試みる場合は自己責任で実施して下さるようお願いします。

 

(2020-5-6)

 

 

4, 追記 - Windows10 に May 2020 Update を適用したらこうなった .......

 

Windows10のアップデートを実施しました。Versionは2004 になりました。

 

それで、このアカウント情報の表示部分がどうなったかというと、元にもどりました。すなわち、type-A の画面にもどってしまいました。

 

おそらく、これがデフォルトなのでしょう。これから変わるかもしれませんが、.......。

 

ということで、再度、type-Bの画面を上記の方法で設定してみることにしました。

 

左下のスタートボタンから「Windowsシステムツール」-「コマンドプロンプト」を選び、右クリックし、管理者モードで実行することになります。

 

Microsoft Windows [Version 10.0.19041.264] (c) 2019 Microsoft Corporation. All rights reserved.C:\WINDOWS\system32>cd C:\Users\user01\mach2_0.3.0.0_x64

C:\Users\user01\mach2_0.3.0.0_x64>mach2 display  ← どういう状態か表示する

mach2 0.3 - Feature Control Multi-toolCopyright (c) Rafael RiveraThis program comes with ABSOLUTELY NO WARRANTY.

This is free software, and you are welcome to redistribute it under certain conditions.

 

Enabled:
23877894 (variant: 1) ← 現状では、これが有効

 

Disabled:

 

Defaulted:
20455539

 

C:\Users\user01\mach2_0.3.0.0_x64>mach2 enable 18299130 ← 前回と同様に適用

 

mach2 0.3 - Feature Control Multi-tool

Copyright (c) Rafael Rivera

This program comes with ABSOLUTELY NO WARRANTY.

This is free software, and you are welcome to redistribute it under certain conditions.

OK.

 

C:\Users\user01\mach2_0.3.0.0_x64>mach2 display ← 再び状態を表示

 

mach2 0.3 - Feature Control Multi-tool

Copyright (c) Rafael Rivera

This program comes with ABSOLUTELY NO WARRANTY.

This is free software, and you are welcome to redistribute it under certain conditions.

 

Enabled:
23877894 (variant: 1)

18299130  ← これが追加された

Disabled:

 

Defaulted:
20455539

 

C:\Users\user01\mach2_0.3.0.0_x64>

 

これで、再度、設定ホーム画面を閉じて、再び左下から「設定」をクリックし、設定ホーム画面を開いたところ、次の type-C の画面になりました。

 

type-C

 

以前の type-B にあった「リワード」の項目はなくなりました。また、ユーザーの画像を設定しているのですが、これが消えてしまいました。

 

というわけで、Windows10 の May 2020 Update を適用すると、また変化しますよ、という報告でした。

 

(2020-5-31 追記)

 

 

 

 

デュアルブートのOSの片方をWindows10にアップグレードする方法

1. はじめに

 

7月29日に、PCのOSのひとつであるWindowsは、Windows10がリリースされた。たしか、アナウンスでは、Windows7かWindows8.1のOSを使用している場合は一年間は無償でアップグレードできるということだった。それで、今回は、これに挑戦してみた。

 

結論からいうと、Windows10へのアップグレードは、最終的にできたが、まったく問題なしというわけにはいかなかった。

 

ここでは、その手順を思い出しながら、述べてみたい。

 

2. 使用したPCの環境と状態

 

まず、PCの環境は、ThinkPadR52で、32ビット、メモリ2GBのノートPCで、OSとしてLinux(都合でFedora14をインストールしてある)とWindows8.1のブートを起動時に選べるデュアルブートの構成である。

 

ハードディスクのパーテイションは、Linux(Ext4)/Windows(NTFS)/Linux-Swap/Data(FAT32)で、Windows8.1をインストールしてあるパーティションのサイズが約30GBで、そのうち使用済みがデータを含めて約28GBという状態であった。つまり、約2GBしかハードディスクの容量がないという状態であった。

 

3. 事前準備

 

とにかく、ハードディスクに空きをつくらなければいけない。

 

そこで、まず、(1)データのバックアップの実施、(2)不要なメールのデータの消去、(3)不要なプログラムの削除(後でも再インストールできるものはいったん削除した)、(4)ディスク(C:)のクリーンアップを実施した。

 

ひととおり、これらを実施し、Cドライブの空き容量を約8GBまで増やした。

 

4. 起動ディスクの作成(予備)

 

次に、Windows10のダウンロードのサイトから、「他のPC用にインストールメディアを作成する」を選択し、Windows10のISOイメージをダウンロードし、DVD-Rに焼き付けて起動ディスクを作成した。この起動ディスクのISOイメージは約3GBであった。

 

ディスクを作成後、ダウンロードしたISOファイルは削除した。この状態で、Cドライブの空きは約8GBであった。

 

5. アップグレードの開始から終了まで

 

続いて、Windows10のダウンロードのサイトから、「このPCを今すぐアップグレードする」を選択して、Windows10のアップグレード作業を開始した。アップグレードデータのダウンロードから始まって、約1時間、インストールできる直前になって、「Cドライブの空き容量が足りません。」との警告がでた。

 

あと300MB程度のようなので、さらに、不要なデータを削除し、続行した。

 

その後は、順調にインストールが始まり、数回、再起動し、およそ1時間程度で、Windows10へのアップグレード作業は終了した。

 

6. プロダクトキーの抽出

 

これで、完了ではあるが、ひとまず、Windows Product Key Viewerをインストールして、プロダクトキーを抽出し、先に作成したWindows10のDVD-Rディスクとともに保管した。ここで使用したものは、RJL Software社のfree utilityである「Windows Product Key Viewer v1.07」(→ http://www.rjlsoftware.com)である。

 

Windows10の状態にて抽出したプロダクトキーは、アップグレード前のOSのものとは異なる。必ず、アップグレード終了後のものをチェックしておく必要がある。あとあと、クリーンインストールの時のためにも必要になるから。

 

以上が一連のアップグレードの流れである。

 

7. PCの起動の確認

 

PCの起動は、これまでどおり、マルチブートマネジャー MBM (Multi Boot Manager)を使用し、問題なく行えることを確認した。

 

また、Windows上のソフトのチェックはまだ充分ではないが、Firefox、Thunderbird、Dropboxはひとまず正常に動作した。

 

8. アップグレート時のポイント

 

ここでのポイントは、やはり、WindowsがインストールされているCドライブの空き容量であって、今回実施した経験から、アップグレードの場合には、空き容量は少なくとも9GBが必要ということがわかった。

 

9. ハードディスク(Cドライブ)の空き容量を増やす方法

 

Windows10へのアップクレード終了後に、Cドライブの空き容量を増やしたいとおもったので、不要なファイルが残っていないかを調べてみた。

 

その結果、次のフォルダ(ディレクトリ)のファイルは、もしも、以前のWindows8.1やwindows7に戻す必要がないときは削除しても良さそうだったので、思い切って削除してみた。

 

$Windows.~BT

$Windows.~WS

Windows.old

 

 

いずれも、ルートディレクトリにある。設定によっては、非表示となっているかもしれない。このファイル削除を行うことで3GB以上の空き容量を増やすことができた。ただし、一括のファイル削除は、不可能らしく、一個ずつ確認しながら削除しなければならない。また、削除したのはファイルのみであって、ディレクトリ構成は、そのまま残した。

 

このファイルを削除した状態で再起動しても、Windows10は正常に起動できることを確認した。

 

空き容量が増えたところに、バックアップしておいたデータファイルをコピーし、ほぼ以前のWindows8.1のときのデータ構成にもどすことができた。

 

Cドライブの空き容量が充分ある場合には、こんな面倒な作業は不要かもしれない。ただ、データのバックアップと、プロダクトキーの抽出は、やっておいたほうが良いとおもわれる。

 

10. クリーンインストールについて

 

クリーンインストールについて、述べてみたい。

上記の方法で作成したDVD-Rディスクと抽出したプロダクトキーがあれば、後日、同じ機種で、新規にインストールする必要が生じたときに使用できる。

 

実際、筆者も、Windows10のダウンロードのサイトから、「このPCを今すぐアップグレードする」前に、「他のPC用にインストールメディアを作成する」を選択して作成したDVD-Rから、クリーンインストールを試みたことがある。

この場合には、最初に、Windows10のプロダクトキーの入力が求められる。しかし、以前のOSのものではNGなのである。

 

やはり、手順としては、いったん、現状のPCにてアップグレードを行い、その後、プロダクトキーを抽出取得し、さらに、必要があれば、または、最初からクリーンインストールしたいのであれば、作成したDVD-Rと抽出したプロダクトキーを用いて、インストールを行う、というのが良いとおもわれる。

 

無償でアップグレードできる期間は一年とのことなので、しばらく様子見でも良いかもしれないが。

 

以上、なんらかのご参考になれば幸いである。

 

(2015-8-10)