- 投稿 2013/07/28更新 2019/06/30
- 散策・旅行
札幌は、北海道随一の都市であり、駅を降りて、大通りに向かう道は、とても混雑していた。
ことしの三月中旬のことである。
ちょうど、雪が解けて、道路から歩道へと、融雪のみずたまりができており、除雪も中途半端な感じとなっていて、歩道も歩きにくい部分が多かった。
そんな中を、大通り公園をめざした。というのも、この近くに、泊まる宿があるからである。
時計台、テレビ塔、北海道新聞社を横目にみながら、歩いていった。
札幌の時計台
北海道新聞社の建物に掲げられた選抜高校野球の応援メッセージ
宿を見つけて、チェックインした後、夕食を外で食べようと、市内を徒歩で歩き回った。
いい加減、歩き疲れたころ、ちょうど蟹めしのお店があり、そこに入った。
味は抜群だった。価格はリーズナブル。
その店のご主人は、若かったが、聞けば、父親が小樽で水産のお店を出しているという。
それも、次の日に行く予定の小樽運河のそばだという。
これもも、ひとつの縁なのか。
夜の札幌、ネオンがすごい
次の日、札幌から小樽へむかった。天候は雪。
小樽では、少し手前の駅で下車し、石原裕次郎記念館をまず見学した。さすがに、裕次郎のファンにはたまらないところなのだろう。ただ、平日のためか、また、天候のためか、お客さんは少なかった。
そして、徒歩でバス停まで、そこからバスに乗り、小樽運河へ。
小樽運河では、特定のスポットで、みんなが写真撮影をしていた。外国の観光客も多いらしく、中国語を話す人たちの集団がそこにいた。
小樽運河は、赤レンガの倉庫群があるが、あまり観光客には公開されていないらしい。
いまだに、業務で使用されている。
小樽運河、このスポットは有名らしい
雪のなか、足元の良くない道を歩いて、小樽駅方面へと向かった。
途中、ガラス細工のお店に立ち寄り、工芸品を見せていただいた。
小樽には、観光スポットが多いらしい。
街中に、観光施設を紹介する看板が立っている。
5か国語で書かれた史跡の説明文
それらは、日本語はもちろん、英語、韓国(朝鮮)語、中国語、そしてロシア語で説明されているのであった。
英語、韓国語、中国語までは、こちらでも見かけるが、ロシア語というのは、滅多にない。
しかし、北の玄関である小樽では、ロシア人も多く観光客としてきているのだろうと、おもった。
天候が良くなくて、早々に切り上げ、次の目的地である函館に向かったのだった。
(2013-07-28)