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液晶テレビに接続したUSBハードディスクの故障と対策

我が家の居間には、37型の液晶テレビ(東芝レグザREGZA)がおいてあり、そこに、USBハードディスクが接続されている。

 

いつもは、テレビ番組を録画して、時間の余裕のあるときに再生などをしている。もっとも、使用するのは私自身ではなく、専ら家族たちである。

 

先日も、ふつうに録画した番組を見ていたのだが、突然、「これなあに? どうなってるの?」との大声。

 

呼ばれて行ってみると、テレビの画面には、

「未登録のUSBハードディスクを検出しました。USBハードディスクの登録を行いますか?」

という表示がでており、

ここで「はい」を押すと、

「登録を行うために、初期化を行います。このUSBハードディスクの内容はすべて消去されます。よろしいですか?」
との表示になった。

 

もちろん「よろしい」わけはない。

そのハードディスクには、採り貯めた「まだ見ていない」番組のデータファイルがあるのだ。

 

いつもは、リモコンの録画リストというボタンを押すと、録画された番組の一覧が表示されるのだが、今回は、「未登録のUSBハードディスクを検出しました。…..」の表示になっている。

 

そこで、取扱説明書を見ながら、USBハードディスクの設定なるものをトライしてみた。
だが、いっこうに元にもどらない。

 

これは、もしかしたら、ハードディスクの故障かもとおもい、
テレビから取り外し、パソコン(PC)に接続して確認することにした。

 

Windowsでは、xfs形式のファイルは認識できないため、LinuxOS(Fedora)のPCに接続してみた。

自動的にマウントされ、USBディスクのプロパティを見ると、録画したUSBハードディスクは、1TBの容量で、ほぼ99%が使用済みの状態が確認できた。

 

いったん、アンマウントし、ファイルのチェックを行なった。

 

# umount /dev/sdb1

# xfs_check /dev/sdb1

.

can’t read block 8388608 for directory inode 128

dir ino 128 missing leaf entry for 165273d8/bd8

.

block 0/7630956 type unknown not expected

sb_fdblocks 2747039, counted 2651561

 

次に、修復できるかを行なってみた。

 

# xfs_repair -Lv /dev/sdb1

Phase 1 – find and verify superblock…

superblock read failed, offset 0, size 524288, ag 0, rval -1

.

fatal error — 入力/出力エラーです

 

との表示がでて、終了した。

 

本来、正常であれば、Phase 2, Phase 3, … といけるはずなのに、それができなかった。

 

そこで、強制的にマウントし、ファイルのリストがでてくるかを確認した。

 

# mkdir ../../test1

# mount -t xfs /dev/sdb1 /test1 -o ro,norecovery

# xfs_logprint /dev/sdb1

xfs_logprint:

data device: 0x811

log device: 0x811 daddr: 976762528 length: 262144

Header 0x93 wanted 0xfeedbabe


**********************************************************************

* ERROR: header cycle=147 block=42066 *


**********************************************************************

Bad log record header

 

やはり、だめか。次に、強制的にファイルの表示をやってみた。

 

# cd /test1

# ls -al

ls: cannot access .toshibazze89d874cd80a: 入力/出力エラーです

ls: cannot access .toshiba_size_info_e89d874cd80a: 入力/出力エラーです

ls: cannot access M000020100220034450e89d874cd80a.dtv.meta: 入力/出力エラーです

ls: cannot access M000020131029154951e89d874cd80a.dtv: 入力/出力エラーです

ls: cannot access M000020130514205951e89d874cd80a.dtv.meta: 入力/出力エラーです

ls: cannot access .toshiba_dir_info_e89d874cd80a: 入力/出力エラーです

.

.

 

ここでお分かりのように、ハードディスクのヘッダーの一部が読み込みできない状態になっていたのであった。

 

おそらく、これはもう、USBハードディスクの摩耗故障で、寿命だ、と判断した。

 

ちょうど、WindowsでいうところのFAT(File Allocation Table)が壊れている状態なのだろう。

 

残念だが、ここまでくると、あきらめるしかない。

 

次の日には、新しいUSBハードディスクを買いに、家電量販店まで足を伸ばしたのであった。

そして、すぐに接続し登録して、新たに録画ができるようにしたのであった。

 

(2013-11-10)

 

 

なお、参考にさせていただいたサイトは次のとおりです。

 

レグザ USBハードディスクの傾向と対策

http://regza2000.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=4056693

 

「HDD認識しない」パソコンでレグザUSBハードディスクを復旧・修復 – レグザREGZA研究

http://www.4682.info/repair

 

 

 

 

  •  日記
「ディズニー」地デジアンテナと眼鏡不要3Dテレビ

ことしも、幕張メッセで開催されたCEATECという展示会に出かけてきた。目的はいくつかあったのだが、世の中の流れを知るためには、実際に足を運んで見てみたかったのである。昨年と比べての大きな違いがあるとすれば、それは規模が縮小されているような印象を受けたことである。やはり不景気を反映しているのだろうか。

 

主なトピックスとしては、3D映像技術(しかもめがね不要の)、地デジ対応のさまざまな機器、アンテナやハードディスク、クラウドコンピューティング、非接触充電、無線LAN、さまさまなデータ処理技術、である。もちろん、見落としもあり、興味のないところは素通りしたので、ここで述べることが主観的で、すごく偏った感想となっていることはご承知を願いたい。

 

地デジ化の流れは、アナログテレビ放送が来年7月に終わることを受けてか、いよいよ本格的になってきたようである。

 

テレビをみるのには、いろんな方法があるが、CATVやLANに接続されていないところでみるために必要なアンテナが、UHFアンテナであり、そして衛星放送(BS)も見たい人はさらにパラボラアンテナが必要となってくる。

 

これらアンテナのデザインといえば、いままではその形をぱっと見で理解できるような単純なものであったが、今回、展示会で見かけたものは、ちょっと変わっていた。UHFアンテナは窓に取り付ける縦長タイプのものがあった。それは一見しただけではアンテナとは思えない優れたデザインのものだった。そして、BS用のアンテナも、「なんだ、これは、本当にアンテナ?」とおもわせるようなデザインであった。

 

共通することは、どちらもかわいいディズニーのキャラクターが使用されていることである。いままでのアンテナの固定観念を打破する画期的なデザインと感じた。(マスプロ電工 http://www.maspro.co.jp )

 

ミッキー・マウスのBS・CSアンテナ

 

ディズニー・キャラクターのアンテナのパンフレット

 

テレビ自体も、大型化大画面化の流れはあるが、立体化すなわち3D化も進んでいた。各社ともに3D対応のテレビが展示され、試写会が行われていて、そこは長蛇の列で二時間待ち、三時間待ちは普通とのこと。私はそんな時間もないので、素通りしたが、新しい情報とおもったことがひとつあった。

 

それは、眼鏡(めがね)不要で3Dが見られるものがあったということ。いままでは、3Dというのは見るために専用のめがねを必要とした。でもわすらわしい。やはり、眼鏡なしで見たいのが正直なところ。そんな人にはうれしい技術である。

 

NHKのブースに展示されていたのは、解像度がいまいちだったが、立体感は充分だった。横に見ても立体感は失われていなかった。大手各社も開発しているらしいが、前述のとおりの大混雑のため、今回はパス。きっと、眼鏡(めがね)不要の3Dテレビも展示されていたことであろう。ただ、NHKブースの人の話では、それらは横方向のみの制御しかしていないため、例えば、横に寝た状態でみると、立体に見えなくなるらしいとのこと。実際のところはまだよくわからずじまい。

 

これに関連して、録画の話題をひとつ。テレビ用のハードディスクが展示されていたのだが、なんと8台をひとつのテレビにつないでいた。ハードディスクの容量は一台あたり2TB(テラ・バイト、1TB=1000GB)で、それをハブとよばれる拡張機器で8台をつないだという。なるほど、こういう使い方もあるのか、と、ひとつ勉強になった。(ちなみに、そこに展示されていたテレビは東芝の「Cell Regza」であった。)

(アイ・オー・データ機器 http://www.iodata.jp )

 

従来は、250GBのハードディスクが一般的だった。ちなみに自宅のテレビ録画用ハードディスクの容量は150GBである。これに比べたら、ものすごい容量である。

 

非接触充電という技術も目を引いた。現実に携帯電話で実用化されているとのこと。ベースとなる台から機器(例えば、携帯電話の本体)に、周波数は忘れたが、たしか数百kHz(?)で電力を送る、そして、機器ではそれを整流して直流に直し、電池に充電するというもの。「電波で電力を送る」というしくみ、これから、一般化してくるのだろう。

 

コンピュータの進化もめざましかった。最近、クラウドコンピューティングということばを耳にする機会が多いように感じる。

 

クラウドとは、英語のcloud (雲)のことで、コンピュータの中にあるデータやプログラムといったソフトウェアが、実は遠く離れたサーバーという別の大型コンピュータ(?)の中にあるしくみで、手元のコンピュータ本体には、入力と表示の機能しかはいっていないものだそうだ。もちろん、インターネットの環境が必要で、暗号化により情報は保護されている。

 

デモをやっていたので、ちょっと触らせていただいた。なかなか使いやすい。これがクラウド型のシンクライアントソリューションなのかと。たしかに、もし、仮にコンピュータ本体を紛失しても(盗難にあったとしても)、情報は漏れないし、失われることがない。
(IIJ http://www.iij.ad.jp )

 

今後、こういうものがだんだんと一般化してくるのだろうか。そういえば、TM社のウィルス対策ソフトも「クラウド」技術を導入したものだとか。

 

最後に、データ処理に関して、おもしろいとおもったことをひとつ、ご紹介したい。

 

携帯電話の待ち受け情報から人口の推移を見る

 

人口が時間毎にどのように変化していくかを、日本全体を対象に、地図上でグラフ表示している展示があった。写真では動きがわからないが、まず、何か所かに人口の集中している箇所がある。これが、時間毎に変化していくのだ。NTT docomoの携帯電話の位置発信機能を使って、統計処理しているとのことだった。昼と夜とでは、若干、分布が異なってくる。このデータは、また、別の意味で、日本の人口の都市集中の現実を考えさせられる。

 

(2010-10-11)